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北海道発・記者ブログ

2007年9月21日長い目で見ようよレラカムイ北海道

 今年から新たに創設された日本バスケットボールリーグ(JBL)の初公式戦、JBLチャレンジカップが22日、開幕する。コンサドーレ札幌、日本ハムに続く北海道3つ目のプロスポーツチームとして産声を上げたレラカムイ北海道にとっては、初陣となる。

 初戦の相手は昨年のリーグ覇者トヨタ自動車。これを書いている時点(21日)で結果は分からないが、レラカムイ北海道には日本代表の折茂、桜井、2メートル超の新外国人2人が加入し、メンバーはそろっている。今回のカップ戦でレラカムイ北海道を含めた参加チームの力関係が何となく分かるはずだ。

 もう10年以上も前になるが、コンサドーレ札幌の初年度もレラカムイ北海道と状況は似ていた。アルシンド、ペレイラら大物外国人を獲得。日本人もJリーガーを多数そろえたが、ふたを開けてみれば、96年のJFLは20勝10敗の5位。戦力は整っていたが、大方の予想を裏切る結果となった。

 レラカムイ北海道も寄せ集め集団。本番となる10月のリーグ戦は、来年3月まで続く長丁場だ。カップ戦のような一発勝負と違い、実力が如実に表れる。実力とは選手の質や指導者の戦術だけではなく、チームの総合力にほかならない。それは練習場などの環境、フロントの見識、地域の支援なども含まれる。

 そういう意味でレラカムイ北海道は、まだ生まれたばかりの赤ちゃんだ。専用の練習場はないし、スタッフも他チームに比べると少ない。置かれている状況は厳しいが、ファンも徐々に増え、周囲も盛り上がりつつある。リーグ唯一のプロチームという点もアドバンテージになるはず。何よりもコンサドーレ札幌や日本ハムというサンプルもあるではないか。

 リーグ参加初年度でいきなり優勝となれば、それはドラマチックでインパクトもある。人気も一気に上がるだろう。しかし、簡単に勝てるほど甘くはないだろう。コンサドーレ札幌はクラブ創設12年目だが、J1に定着できていない。目先の勝敗で一喜一憂するのではなく、長い目で見ていく必要がある。

小林 明央(こばやし あきお)

 北海道旭川市出身。92年北海道本社入社。主にサッカー、冬季スポーツを担当。五輪は02年ソルトレークシティーと06年トリノを現地で取材。2大会連続で五輪に行きながら、1度も日本人のメダル獲得を見ていない、日刊スポーツでも唯一の記者。1969年2月生まれ。

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