2007年4月24日ハム、コンサのダブル日本一の夢見る
なかなかうまくいかないものだ。北海道のプロ2球団の話。J2のコンサドーレ札幌が23日の東京V戦で勝ち、2355日ぶりの首位に立った。03年のJ2降格後、低迷のシーズンが長く続いたが、今季は久々に好調だ。ところが、もう1つのプロ球団、日本ハムは昨季の優勝がどこにいったのか、調子がいっこうに上がってこない。コンサドーレ札幌首位浮上の日、ソフトバンクに3タテを食らい、4連敗。まさかの最下位だ。
日本ハムが04年、札幌に移転してから、この2球団がともに好成績を収めたシーズンはない。しかし、それは札幌に限ったことではないようだ。Jリーグとプロ野球の球団がともにあるのは、札幌、仙台、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市。Jリーグ発足した93年以降を調べてみると、Jリーグ(J2をのぞく)とプロ野球のダブル日本一は1度もないのだ。
惜しい年はあった。94年はプロ野球が巨人、Jリーグは東京Vが優勝したが、当時、東京Vはヴェルディ川崎と名乗り、川崎にホームを置いていた。05年はセ・リーグは阪神が制覇。JリーグはG大阪が優勝したが、阪神は日本シリーズでロッテに敗れ、厳密にはダブル日本一ではなかった。
こんな想像をしてみる。札幌で同じ年にコンサドーレ札幌と日本ハムが優勝することを。両球団のホームグラウンドはともに札幌ドームだけに、それは盛り上がるに違いない。まずは日本ハムが札幌ドームで10月下旬の日本シリーズを制する。そして、約1カ月後の11月下旬、次はコンサドーレ札幌が札幌ドームでJ1優勝を決める。ここまできたら、一緒に優勝パレードをしてみるというのはどうだろうか。
コンサドーレ札幌が今季、J1昇格を決めれば、最短で来季にはダブル日本一は可能だ。そう簡単に事は運ぶわけはないが、札幌は日本でも数少ない、その権利を持つ都市。もしかしたら現実となる日がくるのを夢見ている。