2006年12月 1日冬のスポーツ競技人口の減少
先日、取材先で興味深い資料をもらった。それは北海道高等学校体育連盟が作成した道内の運動部活動状況調査。今年5月2日現在で道内全高校の運動部の加入生徒数が、網羅されている。
全日制男子で高体連加盟の競技数は40、非加盟は23ある。合計63競技で加入数の最多は、野球(硬式)で6873人だった。次いでサッカーの6848人、バスケットボールの4632人と続く。昨年のトップはサッカーで2位は野球。プロの興行としても国内の2大スポーツが、道内でもつばぜり合いを演じているのは当然と言えば当然として、注目すべきは加入数が少ないほうだ。
最近もグランプリシリーズで視聴率20%前後をとる人気のフィギュアスケートはわずか4人しかいない。指導者の不足、練習環境などが絡むだけに、これだけをもって一概に少ないと言い切れないが、一般的な人気と競技人口がかい離している例かもしれない。
心配なのはスピードスケートやジャンプの北海道の冬の花形競技だ。スピードスケートは77人、ジャンプに至っては22人。これまで多くの道産子が冬季五輪で活躍してきたことから考えると、寂しくなる数字だ。近年の国際大会での不振も高校生の競技人口と関係があるのだろう。今後も少子化などで競技人口は減少傾向にあり、五輪などに有望選手を送り出すには当面の間は、少数精鋭で強化するしかなさそうだ。
余談だが、全日制男子の63競技の中で部員数が1人というのが1競技だけあった。それはバトントワリング。えっ、バトントワリング? あのくるくる回すやつ? 女子のスポーツじゃなかったっけ。このなぞは今後、取材で解明します。