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北海道発・記者ブログ

2008年2月 6日おれって生き急いでいるのかなぁ…

 コンサドーレ札幌の取材のために訪れている南国グアムでの生活も残り1週間。ここまで17日間過ごしてきて、日本とのペースの違いにいら立ったり、むかついたりすることも度々あります。どうやら、この島では時間がゆっくりと流れているようです。

 1月28日午後3時ごろ、Jリーグ・プレーヤーズ名鑑の入力作業中に、ホテルのLAN回線が突然使用できなくなりました。初めはパソコンのトラブルかと思い、回線を取っ換え引っ換えはめ直し、場所を移動し、再起動もしてみました。約1時間、何をどうやってもつながらずに「少し休憩しよう」と思い、つけたテレビも“砂あらし”状態。フロントに問い合わせたところ「島のケーブルテレビ会社でトラブルが起こった」とのこと。「復旧はいつくらいになるのか」と聞くと「19時か20時になるかもしれない」と返答されました。

 その時点で当日組(翌日に紙面に載る)記事を書いていなかった私は青ざめました。締め切りまで残り4時間。20時に回線が復旧してもギリギリです。慌ててフロントに行き、今度は日本人スタッフに状況説明を受けます。そうすると「多分1時間くらいで直りますよ」。とりあえず胸をなで下ろしました。

 しかし、1時間たっても全く直る気配がない。やばい…。とりあえずもう1度、フロントに行き状況説明を求めましたが、また同じ返答。あまりののんきさに怒りが込み上げ、スタッフに八つ当たり。すぐに用意し、30分かけて別のホテルのビジネスルーム(LAN回線やパソコンが置いてある部屋)に駆け込みました。私は何とか締め切りに間に合いましたが、復旧を待っていた他社の記者の方は手書きのファクスで第1稿を入稿したそうです。

 この島に訪れる人はバカンスに比べ、仕事で訪れる人のほうが圧倒的に少ないでしょう。こんな場面に遭遇すると「おれって生き急いでいるのかなぁ」と悲しくもなります。出張で来ているので仕方ないことなのですが、この島の住人の仕事っぷりを見れば「もう少しゆっくりとしてもいいのかな」とも思ってしまいます。自分の生き方について真剣に悩みながら帰りました。

 ホテル到着は午前0時ころ。さて回線は復旧していたでしょうか? 答えは「ノー」。ダウンから約9時間。当然のように内線でフロントの番号を押している自分がいました。

北尾 洋徳(きたお ひろのり)

 北海道札幌市出身。07年4月北海道本社入社。高校野球、一般スポーツ担当などを担当。好物は甘いもので、酒と漬物がとても苦手。趣味はカフェ巡りと音楽鑑賞。シンガー・ソングライター馬場俊英の「スタートライン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」がお気に入り。1981年8月生まれ。

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