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北海道発・記者ブログ

2007年12月 3日「まだ…」

 コンサドーレ札幌が1日、6年ぶりにJ1昇格を決めました。試合会場となった札幌ドームには2万8090人のサポーター。試合後に札幌市内各所で開催されたイベントにも300~3000人が詰め掛けました。同日にサッポロビール園で行われた「炎の宴」の取材では、約300人が喜び時に涙しながら美酒に酔う姿に興奮を覚えました。

 ふとレラカムイ北海道のことが頭に浮かびました。2日、トヨタ自動車に87-103で敗れ、3連敗を喫しました。順位は6勝10敗で7位。4位まで与えられるプレーオフ進出が、どんどん遠ざかっていきます。ホームの札幌・月寒アルファコートドームの観客動員数も開幕戦の4325人から下降線の一途をたどり、11月25日のオーエスジー戦は1920人。運営黒字を見込む1試合平均2000人も割り込みました。

 北海道第3のプロ球団として立ち上がったはずが“先輩”2球団との差は広がっていく一方です。勝てない、観客も来ない。それでもチーム関係者は「まだ1年目」「まだシーズン中盤に入ったばかり」「まだ…」「まだ…」と話します。しかし、ここら辺で手を打たなければ本当に危険ではないでしょうか? 「新規参入チームが勝てるほど、このリーグは甘くないから」と初年度の目標設定を5位に置いているようでは、見限られても仕方ないのではないでしょうか。

 まずは勝利への執念を見せて欲しい。緊急補強も考えるべきだと思います。運営面でも大々的なPRをすべきです。1年目で失敗すれば、2年目、3年目もない-。そのくらいの気構えで戦わなくては明るい光は差し込まないでしょう。「まだ」といった“言い訳”はやめてプレーオフ進出のために本気で取り組まなければいけないと思います。黙っていては札幌のように熱狂的なサポーターは生まれないのですから。

北尾 洋徳(きたお ひろのり)

 北海道札幌市出身。07年4月北海道本社入社。高校野球、一般スポーツ担当などを担当。好物は甘いもので、酒と漬物がとても苦手。趣味はカフェ巡りと音楽鑑賞。シンガー・ソングライター馬場俊英の「スタートライン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」がお気に入り。1981年8月生まれ。

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