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北海道発・記者ブログ

2007年9月16日スターの誕生が楽しみ

 スター出現を熱望しています。ここ数日は秋季北海道高校野球地区予選を取材しています。この秋は、どうやら「走塁」がブームのよう。どの学校の監督さんも「秋のチームは走塁に力を入れてきました」「まだ走塁が甘いです」「もっと積極的に次の塁を狙わないと」といった話をします。

 火付け役は間違いなく駒大苫小牧です。今夏の甲子園を戦ったチームは100メートル11秒0で走る小鹿尚吾二塁手(3年)ら、俊足の選手がそろっていました。相手のすきを突いて得点に結び付ける野球は、きっと目の肥えた高校野球ファンにも「これぞ高校野球」と、うならせるものだったでしょう。

 チーム力で勝つ姿を見てきたからこそ、秋は個人の力を見たいと、若きスター選手を球場で探してしまいます。来夏へ向けて北海道にも中田翔投手(大阪桐蔭3年)や佐藤由規投手(仙台育英3年)のようなスター選手が育ってくれれば…。駒大苫小牧が火を付けた高校野球熱が冷めることはないと思います。

 そこで、あくまで個人的な見解だと承知の上で、この秋に目に付いた2選手を紹介します。

 ◆北海・鍵谷陽平投手(2年) 1回戦の札幌日大戦で9回1死までノーヒットノーランでした。特徴はないものの、すごくきれいなフォームから投げる140キロの直球は威力十分です。佑ちゃんこと斎藤佑樹投手(早大1年)にも負けない甘いマスクは、女性ファンの心もつかむはずです。

 ◆東海大四・伏見寅威(とらい)捕手(2年) 180センチ、74キロの大型捕手です。北照高時代の米野智人捕手(現ヤクルト)をほうふつとさせます。まるで投手に投げ返しているような低さで二塁まで届かせる強肩。強打の強豪で4番を打つ打力の高さも魅力です。

 きっと、まだ見ていない地区の選手にも素晴らしい選手がいるはず。北海道大会開幕は10月1日。来夏に全国から注目を浴びるような選手が、北海道から出てくることを楽しみにしています。

北尾 洋徳(きたお ひろのり)

 北海道札幌市出身。07年4月北海道本社入社。高校野球、一般スポーツ担当などを担当。好物は甘いもので、酒と漬物がとても苦手。趣味はカフェ巡りと音楽鑑賞。シンガー・ソングライター馬場俊英の「スタートライン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」がお気に入り。1981年8月生まれ。

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