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北海道発・記者ブログ

2007年5月30日15年の歳月に感じること

 先日、3人組ユニット「DEEN」のボーカル池森秀一にインタビューした。来年3月のデビュー15周年へ向けて、今年8月から始まるツアーの取材だった。「当時、小学生でしたと言う人と一緒に仕事しますからね。小学生が20代になるのと、僕が23でデビューして38になるの。全然時間の経過が違うでしょ? すごい成長期だよね」。15年の長さをかみ締めていた。

 私の15年前、11歳、小学5年生…。そういえば初めて恋をした年だった。ショートカットで小柄な元気のいい、そして独特の雰囲気を持つ女の子。私は「好きな子はいじめる」タイプで、びしばしと頭をたたいたり「歯磨き粉くさい」と悪口を言ったりしていた。彼女とは中学、高校も一緒で、告白したのは高校3年の卒業間近。8年の片思いも実ることはなかった。

 彼女は写真家になった。昨年末、彼女の個展に行った。性格が写真に表れていた。不思議な空気を醸し出す1枚、優しい光にモデルがつつまれた1枚…。訪れた人を、その場で写真を撮るという面白い試みもしていた。私も撮ってもらった。レンズを見詰める私は小学生のころに戻っていたようだ。照れながら下を向いて笑っていた。

 初恋の彼女と15年経っても(振られていますが…)親交があることが、うれしい。お互い節目で連絡を取り、会うようにしている。当時はこれほど長く関係が続くとは思っていなかっただろう。まだ25年間しか生きていないが、人生は不思議なものだと感じる。最近、人生の節目となるような出来事があった。まだ彼女には話していない。もし話したら何と言われるか。取材しながら、カメラひとつで今は東京で頑張る彼女と15年の歳月に思いをはせていた。

北尾 洋徳(きたお ひろのり)

 北海道札幌市出身。07年4月北海道本社入社。高校野球、一般スポーツ担当などを担当。好物は甘いもので、酒と漬物がとても苦手。趣味はカフェ巡りと音楽鑑賞。シンガー・ソングライター馬場俊英の「スタートライン」「ボーイズ・オン・ザ・ラン」がお気に入り。1981年8月生まれ。

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