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北海道発・記者ブログ

2008年2月17日ハイブリッド

 TVドラマ「鹿男あをによし」が面白くて見ています。番組内容の詳細はテレビ局のHPに譲るとして、主人公ふんする玉木宏の顔がシカになっている様を見て毎回笑ってしまいます。

 シカといえば、以前妻の実家に行ったとき、野生のシカが出現しました。冬で山に食べ物がなくなったせいで、民家近くまで降りてきたのです。防御ネットを張ったりして、被害の対策を講じていました。

 食べ物がなくなるといえば、ガラパゴス諸島でも異変が起きているそうです。テレビで知ったのですが、雄のウミイグアナと雌のリクイグアナの間で「ハイブリッドイグアナ」という雑種が生まれているのです。

 「ハイブリッド」とは、辞書によると動植物の雑種、異質のものの混成物という意味があります。

 「ハイブリッドイグアナ」出現は、地球温暖化の影響で海藻が枯れ始めたことが大きな要因だそうです。食べ物を求めたウミイグアナが陸に上がり、リクイグアナと交配。生き残るための、今までに考えられない新たな進化と言えるでしょう。

 ハイブリッド化はシロクマにも起きています。これもまた地球温暖化の影響なのですが、北極の氷が溶け、食べ物を得られる環境が損なわれていることが原因です。

 食を求め、氷の世界から陸を目指します。そこでイグアナ同様、グリズリーと交配し、「ハイブリッドシロクマ」が誕生…。

 専門家の見解では、本家シロクマは絶滅し、ハイブリッドシロクマだけが生き残るという、何とも切ない検証結果が出ているのだそうです。

 ハイブリッドといえば、ハイブリッドカーを真っ先に思い浮かべます。地球に優しいエンジンで、レオナルド・ディカプリオも乗っています。でも、ここで書いたように、世界的にはマイナスイメージのハイブリッドもあります。

 サッカーや野球でも、既存の選手と新加入選手の融合がチームの浮沈のカギとなります。私生活、例えば結婚生活を例に取れば、それまで別の人世を歩んできた者同士がうまく過ごしていくために、互いを受け入れ尊重していくという作業が必要です。

 私はあと2年もすれば40歳。これまでにない変化が必要になってくる年齢です。いい「ハイブリッド化」を目指して、日々を過ごしていこうと考えています。

井上 学(いのうえ がく)

 東京都中野区出身。94年北海道本社入社。販売部、編集部、広告部と異動し、06年1月編集部に復帰。これまでコンサドーレ札幌や高校野球などを担当。ハワイをこよなく愛す。1970年4月生まれ。

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