2007年12月27日真夜中、目の前にやってきたものは…
深夜2時半過ぎ、仕事が終わり、家路を急いでいました。途中、隅田川に架かる佃大橋という大きな橋を渡っていたときのことです。
遠くに何やらちょこちょこ動く小さな物体。明かりは外灯だけなので、はっきりとは分かりません。ですが、大きさからして間違いなく人ではない。だからといって、犬でも猫でもなさそうな感じ…。
目を凝らしながらそのまま歩いていくと、その物体を確認できる距離になりました。ガチョウです。毛をフサフサとなびかせ、ビーチサンダルを履いているかのごとくペタペタ歩行。さらには時折「ガァー」と鳴いているのです。
こんな夜中にガチョウが橋の歩道を歩いているんですよ。車がビュンビュン横を疾走しているというのに、何とものんきに。私が近づいても怖がろうとしません。
どこかで飼われているんでしょうか。飼い主に虐待されたのか、エサを与えてもらえなかったのか。ちょっと不良風に吹かれて、夜遊び非行に走ったのか。さまざまな憶測が頭の中を駆けめぐりました。
すれちがいざまにガチョウは私を凝視し(たように見えただけかも…)、再び歩き出して行きました。
あのガチョウはあれからどうしたんだろうと、非常に気になります。