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北海道発・記者ブログ

2007年10月10日非常識な常識

 先日、羽田空港から自宅に帰ろうと、モノレールのホームに立っていました。車両が入ってきて扉が開き、さあ乗り込もうとしたら、4人のおばちゃん軍団が割り込んできたのです。

 我先にと、私を含めた他の乗客を押しのけて進入。「ここ取ったわよ!」と声高に叫んだのです。

 こんなこともありました。近所のスーパーマーケットに無料のイオン水(正確には事前にボトルを購入するのですが)を取りに行ったときのことです。

 先に2人のおばちゃんが水を入れていました。蛇口は2つなので、終わるのを待っていました。やがて片方のおばちゃんが終了。その人はボトルを2本持っており、もう1本の残り水の洗浄を始めました。蛇口は1つ空いていることになります。私は自分のボトルに水を入れようとセット。

 そのときです。「まだ終わってないのよ!」と金切り声を上げたのです。

 この場合、1本終わったのなら、次の人に譲るというのが常識だと思うんです。この手の話しは、よくあることと片づけがちですが、私はそんなに甘くありません。

 最初に「先にやりますね」と声を掛けなかったことをわびた上で、「仮にあなたがボトルを10本持っていたとしたら、10本とも先にやるんですか? あなたが並んでいたとして、前の人が後ろの人に順番を譲らずに何本も給水をしていたとしたら、どう思いますか?」と、おばちゃんに意見を求めました。

 彼女はムッとしながら、ボトルについた水滴を私にかけるように払いながら、その場を立ち去っていきました。

 自分が常識だと思っていることが、実は一般的には非常識であったりします。私も独りよがりにならず、何が常識的か、何が他人に迷惑をかけないかを心がけていきたいと、改めて思いました。

井上 学(いのうえ がく)

 東京都中野区出身。94年北海道本社入社。販売部、編集部、広告部と異動し、06年1月編集部に復帰。これまでコンサドーレ札幌や高校野球などを担当。ハワイをこよなく愛す。1970年4月生まれ。

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