2007年1月 8日機内でのお酒の楽しみ方
年末年始はお酒を飲み過ぎませんでしたか? 今年は長期休暇を取れる人が多かったようで、胃薬に頼った方も大勢いたのではないでしょうか。私は12月31日と1月1日の2日間が正月休みでしたので、酒浸りの生活にはなりませんでした。
お酒といえば、こんなことがありました。12月中旬、ツアー旅行でドイツに行ったときのことです。移動中のバスで、添乗員さんの飛行機内でのお酒の楽しみ方が話題になりました。50歳手前の彼女はまず、食前酒としてビール。食事中は白ワイン。食事後はお茶かコーヒーに手を伸ばすと思いきや、食後酒として、あるお酒を頼むのだそうです。
「ベイリーズ・アイリッシュクリーム」。アイルランドに古くから伝わる、ウイスキーにクリームを入れて飲む習慣をリキュールにしたものです。バニラクリームとアイリッシュウイスキーをベースにカカオやチョコレートなどが加えられています。甘くて飲みやすいリキュールで、一般の酒店などで購入できます。
カップいっぱいの氷に「ベイリーズ」を3分の1程度注ぎ込む。そして氷が十分に溶けてから味わうのが彼女流の飲み方だそうです。「なんだかおいしそ~」。「ベイリーズ」を知らなかった年輩の女性たちから感嘆の声が上がりました。今「ベイリーズ」「ベイリーズ」と偉そうに書いている私も、実はこのお酒の存在を知りませんでした。だから内心「帰りの飛行機で試してみよう」とひそかに楽しみにしていたのです。
そして帰国便の食事後。私と同じことを考えていたツアー客が大勢いました。「ベイリーズください」「ベイリーズちょうだいな」「ベイリーズって酒ある?」。機内には「ベイリーズ」と連呼する声が響き渡ったのです。ちなみに「ベイリーズ」は食事を下げるときのカートの上に乗っていました(これはルフトハンザ・ドイツ航空の話なので、ほかの航空会社で扱っているかは分かりません)。だから、おぜんを下げる業務が滞り、キャビンアテンダント(CA)も何だか慌てているように見えました。
以前、アラスカに行ったときも同じようなことがありました。地ビールの「アラスカンビール」がよっぽど気に入ったのか、ツアー客たちが「アラスカンビア~」と連呼していたのです。男性のCAは「オーノー。そんなに気に入ったのかい。でも、この飛行機にはないんだ」と困り果てていた姿を思い出します。
これを読んだ皆さん。ルフトハンザ・ドイツ航空に乗った際には「ベイリーズ」を頼んでみてはいかがですか?
追伸 ドイツ人が感じるドイツビールの味に最も近い日本のビールは、某大手の「エビス」だそうです。ほろ苦い味が似ているのでしょうか。