このページの先頭

北海道発・記者ブログ

2007年4月25日あらためて気づく「健康」

 一昨日の深夜、母が倒れた。全身が突然動かなくなったといい、救急車で病院に運ばれた。

 今年喜寿の母だが普段は元気に暮らしていたし、高血圧と緑内障を持っているとはいえ、それほど問題がなかったはずである。それが突然の救急車騒ぎ。「何が起きたんだ!?」。脳梗塞(こうそく)がとっさに思い浮かんだ。

 だが、昨日病院で検査を受けた限りでは脳の血管はきれいだという。とはいうものの、全身にしびれがあり、体を動かせるのは顔面と右足ぐらいで、食事も便所も他人の手を借りないとままならない。精密検査の結果はまだ出ていないが、回復するとしてもリハビリを含めかなりの時間がかかるだろう。

 父は健在で病気らしい病気もないが、間もなく85歳になる。耳は完全に遠くなっており、母が倒れた時も数時間気づかなかった。入院した母は幸い頭脳ははっきりしており「お父さん、耳が遠いから話す時に怒鳴らないとならないから大変なの」と、同室の患者さんに気を遣っている。いずれにしろ今後、私が病院へ通うことが多くなるだろう。

 私自身も数年前に軽い脳梗塞を患っており、現在も左腕のしびれは取り切れていない。糖尿病の持病もあって、親不孝なことではあるが、母より長生きすることはないだろうと思っていた。そこへ突然、母が寝たきりという事態が起き、あらためて健康の大切さをかみしめることとなった。

 私も54歳。この会社にはまだ数年いられるが、体がしっかり動けるうちにやっておきたいこともある。亡くなった鈴木ヒロミツさんは「皆さん、これからの人生を、どうか楽しむために生きてください」という言葉を残した。母の入院でそうした人生を迎えられるかどうか微妙となったが、今は母のためにも長生きをしなければならないと考えている。

本郷 昌幸(ほんごう まさゆき)

 北海道苫小牧市出身。76年北海道本社入社。東京支社編集整理、北海道本社取材記者をはじめ、販売部、営業部(現広告部)も経験。編集部では一般スポーツ中心にレジャー、事件・事故など社会ものまで幅広く取材。北大時代は将棋部に所属、北海道学生名人になったこともある。現在は酒とラーメンが趣味。1953年2月生まれ。

このページの先頭へ