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北海道発・記者ブログ

2007年2月28日「のんべえ」の独り言

 酒を飲まない人が不思議でしようがない。

 私は正真正銘の酒飲み、飲まない日は年に数えるほどしかない「のんべえ」である。今では酒量もかなり落ちたが、30代のころは1升平らげることもしばしばだった。それでも記憶をなくすなんてことは、まずなかった。

 今は違う。酔っぱらうと記憶はなくなるわ、財布は落とすわ、店で寝込んでしまうわ… 翌朝起きたらメガネのレンズが片方なくなっていたこともある。おまけに酒が原因(多分)で、高血圧だの、糖尿病だの、高脂血症だのと、体のあちこちにガタがきている。「それならお酒やめればいいっしょ」とお思いですか? 私はそうは思わない。お酒のおかげで体がずいぶん助かっていると信じているからだ。

 考えてもみよう。このストレス時代、サラリーマンでストレスを感じない人など、全国で何人いるだろうか。対人関係、仕事がうまくいかない悩み、家庭内でのモヤモヤ。みんな何らかのストレスを抱いて生きている。胃に穴があく思いの人も多いはずだ。「胃薬を手放せない」という友人も知っている。

 「スポーツでいい汗をかけばストレスなんて飛んでいくよ」などと言える人は幸せな、ごく一部の人だと思う。大半の人は時間が取れなかったり、体力的な問題があったりで難しい。また、たばこでそれを発散させる方法もあるが、今はそれすら社会の中では自由にできなくなった。たとえ可能だとしても肺がんなど、別の病気になる可能性が強い。

 それに比べれば、酒は健全とまでは言わないにしても、害は少ないだろう。確かに血圧の薬や糖尿病の薬を飲んではいるが、逆に胃薬は必要としたためしがない。若いころは二日酔いになるまで飲んでいたのに、最近はその前に沈没(寝込む)するので、翌日への影響も少ない。

 と、酒の弁護をしたところで、またまた飛び込んできました。「○○署の署長が泥酔して痴漢」「○○小の校長が飲酒運転で人身事故」などの見出しが…。まあ、これは本当に酒が悪いのか、単に酒のせいにしているだけなのか分からないが。「日刊スポーツの本郷記者が泥酔し7年連続10回目の財布紛失」で済む私って、社会的に無害の酔っぱらいデス。

本郷 昌幸(ほんごう まさゆき)

 北海道苫小牧市出身。76年北海道本社入社。東京支社編集整理、北海道本社取材記者をはじめ、販売部、営業部(現広告部)も経験。編集部では一般スポーツ中心にレジャー、事件・事故など社会ものまで幅広く取材。北大時代は将棋部に所属、北海道学生名人になったこともある。現在は酒とラーメンが趣味。1953年2月生まれ。

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