2007年8月27日がばい高校生たちへ
07年夏の高校野球は、劇的な逆転満塁本塁打で佐賀北が初優勝し、幕を閉じました。打たれた瞬間の広陵・野村投手の苦笑いがいろいろな意味で印象的でした。個人的には北海道も1面でも良かったなと思うくらいのインパクトのあるゲームでした。
フロアのお隣、西部日刊(※1)整理部は、もちろん大展開。1面と終面に写真がまたがったワイド展開をはじめ、昨年の北海道のような忙しさでした。壁に張り付けられたゲラ(※2)を、ちょっぴり「うらやましいなぁ」と思いながら眺めていました。
ここ数年で、北海道の高校野球のイメージを変えてくれた駒大苫小牧の香田前監督。同監督も佐賀出身で、佐賀商での高校時代は甲子園出場3度、コーチ時代には優勝を経験しています。どんな思いで故郷の快挙を見ていたのか…いま一番知りたいことです。
それにしても高校野球って、なにが起こるか分からない。こんな面白い展開、想像もできませんでした。だからこそ最後に、佐賀北の選手、生徒の皆さんに心に留めてほしいことが。甲子園制覇で、君たちへの周囲の見方が変わります。厳しい言い方をすれば、“普通の高校生”ではなくなってしまったのです。“がばい高校生”なわけです。「これくらい、周りもやってるけん」は通用しません。これからの行動には、細心の注意を払ってほしい。過去には悪しきお手本が何度もあるのだから。
(※1)西部日刊=正式名称は西部日刊スポーツ新聞社。九州で日刊スポーツを発行
(※2)ゲラ=新聞になる前の、校正用の刷りのこと