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北海道発・記者ブログ

2007年2月15日日本語って難しい

 大学受験シーズン真っ盛りですね。07年も1月20、21日の両日、大学入試センター試験が行われました。振り返れば僕が受験生として同試験を受けてから14、15年も経っています…(なんで2回かは、お察しください)。2回目の年は、試験直前の成人式に参加できなかったことが思い出されます。

 毎日原稿を読むという仕事柄、ふと「いま受験したら何点取れるんだろう?」と思い立ち、某紙に載っていた国語の現代文に挑戦してみました。職場の先輩は数年前、ダーツに負けた「罰ゲーム」として大手予備校の模擬試験を受けたそうです。その時の話を聞いたとき「現代文の正解は、自然と浮かび上がってきたよ」なんて言っていたのを思い出しました。「オレだって」と思い、挑んだものの…。結果は3問不正解の82点(100点満点)でした。寂しいなぁ。

 近年ネット上や携帯型ゲーム機で「正しい日本語」的ゲームが人気です。ところが「正しい日本語」ほど難しいものはないと思いませんか? 先日も道内某大学の入試問題で「アフメト三世」が「アメフト三世」になってしまいました。笑える話ですが、これは典型的な思い込みによる打ち間違いでしょう。最近はパソコンの普及によって変換ミスが増え、おかしな日本語になってしまうことも多いのですが。

 ではここで問題です。あなたはいくつ正解できるでしょうか?(答えは最後に記載します)

 Q1)男女2人を引き合わせた人を例える言葉で、正しいものはどちらでしょう?
 A)キューピッド
 B)キューピット

 Q2)かばんの種類の名称です。正しいのは?
 A)アタッシュケース
 B)アタッシェケース

 Q3)ニッコリ歓喜の様子を表すときには次のどちら?
 A)満面の笑顔
 B)満面の笑み

 Q4)叱咤激励の意味で正しいのは?
 A)喝を入れる
 B)活を入れる

 Q5)ボールを転がして得点を競う、あのゲームはどちらが正しい?
 A)ボウリング
 B)ボーリング

 Q6)大差で勝ったときによく使う表記ですが、適切なのは?
 A)ダントツの1位だった
 B)ダントツだった

 いかがですか? 新聞では間違いのことを「赤字」と呼びます。「校閲」と呼ばれる原稿をチェックする担当者が赤ペンで間違いを修正することからそう呼ばれるようになったようです。記者にとって赤字は最大の悪。それだけに慎重に慎重にチェックするのですが、そこは人間。たまには赤字のある原稿も出てきます。それを発見し、直してくれる校閲の担当者は、まさに日本語のプロなんです。この場を借りて、お礼を申し上げます。

 ※最後に答えを。
 Q1)A Q2)B Q3)B Q4)B Q5)A Q6)B。
 Q3とQ6は、意味の重複(満面の“面”は顔って意味です。ダントツ=だんぜんトップの略で、トップ=1位なんですね)。

古旗 顕二郎(ふるはた けんじろう)

 北海道函館市出身。97年入社。編集部東京駐在でレイアウトを担当。事業部でイベント運営、営業部(現広告部)で広告営業ののち、03年1月の現部署新設とともに東京勤務。05年11月から10カ月の東京本社システム局派遣を経て復帰。社内一の仕事好き、と周りからは言われるが、本人にその気はない。1973年7月生まれ。

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