このページの先頭

北海道発・記者ブログ

2007年2月 1日公約は重要、達成率はもっと重要

h-070201-top.jpg

 ボクシング界のゴタゴタが面白い。1月23日付1面で報じた、元世界チャンピオンたちの「権力争い」変則タッグ戦のことです。日本プロボクシング協会と下部組織の東日本ボクシング協会の会長選に、ファイティング原田氏・大橋秀行氏組VS.輪島功一氏・具志堅用高氏組という構図でそれぞれ立候補を表明。互いに相手陣営が言った、言わないと泥仕合の様相を呈しています。

 特におかしかったのが具志堅氏。26日に行われた東日本協会選演説会では、マニフェストを7つ表明した大橋氏に対し、具志堅氏は具体的なものはなし。それどころか、ライバルの公約を「賛成です」と賛同してしまったんですから。「敵に塩を送っちゃったよ…」と思いつつ、小学6年生の時の同じ経験を思い出しました。

 当時、人気投票だと思っていた児童会長選挙に自信満々で立候補しました。一騎打ちで演説は後攻。ところが用意していた公約はライバル候補の女子とまったく一緒。彼女の演説を聞くうちに舞い上がってしまい、自分の番では「先ほどAさんも申し上げましたが…」と彼女を指し示し“応援演説”してしまいました。結果はもちろん落選でした。

 つまらない昔話はさておき、本当の選挙でも公約を掲げますよね? それを遂行するのが当選した政治家の仕事ですよね? いわば有権者と交わした“契約”。その契約を守れない政治家って多いと思いませんか? それ以上に、どれだけの有権者がその“契約”を覚えていますか? そして達成率がどれくらいか分かりますか? 自分も含めて知らないのが実情じゃないかなと思います。でもそれでいいんだろうか…寂しいなぁ。

 会社勤めの人なら、きっとノルマとか目標値とかを設定して、その達成度を査定され、反映された給料をいただいている身。政治の世界も、そんなシステムが当たり前になるべきじゃないかなぁ。

 東日本ボクシング協会会長選は2月26日が投票日。具志堅氏と大橋氏の行方に注目してみたいと思います。でもその前に、手付かずの自分の業務目標をやらなくちゃ…。僕の給料が減らされちゃいますから。

古旗 顕二郎(ふるはた けんじろう)

 北海道函館市出身。97年入社。編集部東京駐在でレイアウトを担当。事業部でイベント運営、営業部(現広告部)で広告営業ののち、03年1月の現部署新設とともに東京勤務。05年11月から10カ月の東京本社システム局派遣を経て復帰。社内一の仕事好き、と周りからは言われるが、本人にその気はない。1973年7月生まれ。

このページの先頭へ