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北海道発・記者ブログ

2006年12月18日それって“ファン”なの?

 日本ハムにとって44年ぶりに日本一で迎えたオフシーズンです。紙面でも、引っ張りだこの選手たちが顔を出すイベントの記事が、パレードの盛り上がりも冷めやらぬといった様子でにぎわせています。
 そんななか、ちょっと? と思うことを知人から耳にしました。選手が参加するイベントで、一部の“ファン”の態度があまりにも非常識だというものです。

 このオフのイベントは、時間や会場の事情などで、どうしても整理券を配り「人数制限」を設けざるを得ないようです。「オレが先だ!」なんて叫んでいる人はまだかわいいほうで、あるイベントでは整理券を「子供に配るな!」と怒鳴る大人の“ファン”がいたそうです。

 別のサイン会では、整理券を持たない“ファン”が「付き添いだ」と言い張り、注意するスタッフの足を踏みつけてまで割り込もうとしたり(踏まれたら痛いでしょ? 赤ん坊でも分かりますよね)。進行が以前と違うと「なんでこないだは座れたのに、今日は整理券をもらった人間から座らせないんだ!」と怒る“ファン”もいるそうです…。

 選手は、2月のキャンプインから(たいていの選手は、自主トレを開始する1月からですが)10月のシーズン終了まで、基本的には休日なしに近い状態にあります。貴重な時間を割いて、“ファン”のためにイベントに出るんだろうな、って思います。前述のようなことが続くようなら…、僕が同じ立場だったら、きっと参加しませんよ。

 企画、運営するスタッフだって同じでしょう。「そんなこと言われるくらいなら、やるのや~めた」ってなっても、それは「ファンを大事にしていない」とはいえないですよね?

 選手と触れ合う機会を失い、一番被害をこうむるのは“本当の”ファンです。そうなったら…、寂しいなあ。引退した新庄氏はビールかけの時、真っ先にスタッフを円の中央に招きました。選手、スタッフひっくるめて「チーム」なんです。注意したスタッフが新庄氏でも、あなたは足を踏みますか?

古旗 顕二郎(ふるはた けんじろう)

 北海道函館市出身。97年入社。編集部東京駐在でレイアウトを担当。事業部でイベント運営、営業部(現広告部)で広告営業ののち、03年1月の現部署新設とともに東京勤務。05年11月から10カ月の東京本社システム局派遣を経て復帰。社内一の仕事好き、と周りからは言われるが、本人にその気はない。1973年7月生まれ。

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