2007年1月25日スポーツ紙と「ゴシップ」
皆さんはスポーツ新聞に、どんな記事を求めますか? 男性だと野球(日本ハム)やサッカー(コンサドーレ札幌)などのスポーツや競馬という声が多いのですが、女性だとやはり芸能が人気NO・1。北海道日刊スポーツ新聞社でも、昨年12月から毎週水曜日に「週刊エンタメ情報」という芸能中心ページを新設しました(ここまでは、はっきり言って宣伝です!)。
スポーツ紙の芸能記事というと「ゴシップばっかりでしょ」なんて言われます。否定はしません。熱愛、結婚、離婚、不倫…。確かに多いです。「だからスポーツ紙は嫌い」なんて批判も、よく受けます。
でも、この手の記事を楽しみにしている人が多いのも事実。なぜか? だって、だれだって「愛」に興味があるはずですもん。「愛だの、恋だのって、うるせいんだよ!」っていう人も、愛する人、愛してくれる人がいるわけで。
この真理を分かりやすく“解説”してくれたのが、GLAYのTAKUROでした。
人気が社会現象化していたころ、紙面でメンバー4人のインタビューを4週連続で取り上げたことがあります。彼は自作の曲を「ラーメンと同じ。スープ(曲)とめん(歌詞)がからまないとダメなんです」と説明するなど、頭のいい人だな、と思った記憶があります。その彼が言っていたのが「生きるとは愛すること、愛されること」でした。
言葉通り、彼自身が周囲への感謝、「愛」を忘れない「気配りの人」。何度かインタビューしましたが、1度だけ取材場所にサングラス姿で現れたことがあります。ルックスにも気を付けなければいけない、ロックバンドのリーダー。こちらは何とも思っていなかったのですが、彼は「目にできものができてしまって…。かけたままでもいいですか」とことわってきました。目上の人を敬う-。これも「愛」。
そんな彼に久しぶりに会いました。昨年12月、札幌でのライブでした。所属事務所からの移籍などがあり、昨年7月に1年4カ月ぶりに活動を再開したばかり。コンサート評を書くためライブを聴き、楽屋であいさつしました。こちらは覚えていますが、もちろん彼の記憶には残っていません。あらためて会社名を伝えて名乗ったとき、目が「ピクッ」と驚いたように見えました。
思い当たりました。充電期間中、リーダーは「雑音」からバンドを守る立場にあったのでしょう。関係者しかいないはずの舞台裏にスポーツ紙の記者がいたのですから…、驚くのも無理ありません。
訂正します。「ゴシップ」って「愛」だけじゃないですね。「ゴシップばっかりでしょ」「だからスポーツ紙は嫌い」…。繰り返しになるので、この先は割愛します。