2007年12月25日
映画「ジューノ」と重なるブリちゃんの妹妊娠
ブリトニー・スピアーズの妹が16歳で妊娠!というショッキングなニュースが全米を駆け巡っています。
お騒がせセレブとして今年は様々な奇行が取りざたされ、メディアを席巻したブリトニーに比べて常に品行方正と評判だったジェイミーが、19歳の一般人の恋人との間の子供を妊娠しているとOK!誌で告白して大騒ぎになっているのです。しかも、ジェイミーはティーン向けのドラマ「ゾーイ101」に出演しているのだから、穏やかではありません。中高校生の間では、この話題で持ちきりのようで、同年代の子供を持つ母親たちはこの話題にとても神経質になっているようです。
姉のブリトニーのお騒がせぶりをよそに無垢で真面目なイメージで人気だったジェイミーだけに、妊娠はファンの間でも大きなショックのようです。
今、ハリウッドではこのジェイミーの妊娠で、ある映画が俄然注目を集めています。現在公開中の「ジューノ」は、偶然にも16歳で妊娠した女子高生が主人公。ジェイミーの妊娠発表を受けて、「16歳の妊婦対決!」「映画が現実の世界に」と、メディアが騒ぎ立てているのです。
「ジューノ」は、同級生との一夜の誤りで妊娠してしまい、一度は中絶をしようとするものの、結局は子供を欲しがっている夫婦の里子に出すために出産を決意するというストーリー。
ティーンエージャーの妊娠という難しいテーマを扱いながらも、ユーモアあふれる暖かい作品に仕上がっており、ゴールデン・グローブ賞やインディペンデント・スピリット賞などにノミネートされ、主人公のジューノを演じたエレン・ペイジはアカデミー賞主演女優賞候補にも挙がるなど、2007年度のベスト映画の一つです。なので、こんな形で世間の注目を集めようとは関係者も驚いているのではないでしょうか。
ジューノ同様に、ジェイミーも子供を産む決意はしたようですが、幼い2人は予想外の妊娠に戸惑ってショックを隠せずにいると伝えられています。もちろん、里子に出すのではなく、故郷ルイジアナ州に戻って子育てしたいと考えているようですが…。
そんな報道がなされる背景には、州によっては中絶が法律で禁止されているほど、反対派と賛成派が分かれるアメリカの中絶問題があげられます。増加する10代の妊娠中絶も社会問題となっているだけに、ジェイミーが出産を決意したことは、同じように10代で妊娠してしまった若者に勇気を与えるという意見がある一方で、安易に妊娠を促し、「私も妊娠できる」と思ってしまう少女が増える危険性があるという意見もあります。
映画「ジューノ」は、家族や友人のサポートで臨月まで学校に通いながら出産する様子が描かれていますが、ジェイミーは妊娠が分かった直後は家族には妊娠の事実を隠していたようです。しかも、母親としては先輩であるはずのブリトニーは、テレビのニュースで妹の妊娠を始めて知ったというのだから、驚きです。
度重なる奇行や子育て放棄など破天荒な私生活ばかりが注目される姉を反面教師にしたのか、ハリウッドの喧騒を離れて田舎で子育てをしながら普通の生活を送る道を選択したことはせめてもの救いかもしれません。
(このコラムの更新は毎週火曜日です)
December 25, 2007 10:43 AM | トラックバック (1)
2007年12月18日
知ってる?ベストクリエーターのアパトー監督
毎年数百本の映画が生み出され、時代の先端を行く作品や話題性の高いものもたくさん作られているハリウッドですが、そんなハリウッドで働くもっとも頭の良いクリエーターっていったい誰なのでしょう? そんな素朴な疑問に答えるランキングが先日発表されました。
米エンターテイメント・ウィークリー誌が発表した、「ハリウッドでもっとも頭の良い50人」は、とても面白い結果になっています。単なるハリウッドのパワーランキングではなく、作品選びなどで見られる頭の良さ、つまり時代を先読みする感のようなものを基準に選んでいるという点では、なかなか興味深いと思います。
並み入る大物を押さえて栄えある1位に輝いたのは、ジャッド・アパトー監督。日本ではおそらく、誰それ? という反応になると思いますが、自ら脚本を執筆した「40歳の童貞男」を大ヒットさせた監督としてアメリカでは知られています。タイトルから想像するように40歳で童貞の男性が主人公のこの作品で、オタクでもてない男の悲しい性を描いていて大ヒットに導いた手腕はさすが。二枚目のかっこ良い男性は登場せず、むしろ普通はあまり主人公にはなりえないタイプの人物像を取り上げ、性格俳優たちがユーモアたっぷりに演じて作品を素晴らしいものにしています。
主人公を演じたスティーブ・カレルもこの作品でブレーク。低予算だったにも関わらず1億7700万ドルを超える興行収入を稼ぎ出したのです。その後も、低予算コメディ「ノックド・アップ」とプロデュースを手がけた「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で、合わせて2億7000ドルも稼ぎ出し、今や飛ぶ鳥落とす勢いのある監督です。
2位は言わずと知れたスティーヴン・スピルバーグ監督で、3位はジェームス・キャメロンという結果に。
そして4位にランキングされたのは、エンデヴァー・エージェンシー創設者アリ・エマニュエル氏。かつてパリス・ヒルトンも所属(服役後に解雇されている)していた他、ウィキペディアによるとクライアントにはベン・アフレックやヒュー・ジャックマン、ジュード・ロウ、ジェニファー・ガーナー、ジェシカ・アルバなど大物の名前がずらりと並んでおり、渡辺謙の名前もあります。
俳優だけでなく、マーティン・スコセッシ監督などハリウッドのエンターテイメント業界で200人の顧客を持つ大手エージェントの創設者です。1995年に彼を筆頭とする若手エージェント数名が大手エージェントICMを突然離脱して、エンデヴァーを設立。わずか12年でハリウッドの4大エージェントにのし上がった手腕は、ハリウッドでも伝説となっているほどです。
そして5位は俳優としてトップにランクインしたウィル・スミスです。主演作を確実にヒットさせるだけでなく、伝説のボクサー、モハメド・アリを演じた「アリ」や昨年公開された「幸せのちから」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど、俳優としての評価もとても高い。また、「バッド・ボーイズ」や「メン・イン・ブラック」など娯楽作品にも出演しており、ハリウッドでの地位は不動のものとなっています。
6位は女優メリル・ストリープ。理由は、58歳になった現在もヒット作を生み出していること。一般に50代になった女優は演じる役が限られてしまい、なかなか思うような配役にめぐり合うことが難しいと言われる中、2006年には「プラダを着た悪魔」でファッション誌の鬼編集長を好演し、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされただけでなく、作品も1億2500万ドルを超える大ヒットとなりました。20年前よりも現在の方がヒット作を生み出しているとても貴重な女優なのです。
以下、トップ10は、7位は俳優タイラー・ペリー、8位がフォックス・サーチライト社長ピーター・ライス氏、9位はプロデューサーのデビッド・ヘイマン氏、そして10位がILM視覚効果スーパーバイザーのジョン・ノウル氏という結果となっています。
こうしてみると、意外な結果だったのではないでしょうか? ちなにみ、ジョージ・クルーニーは13位、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどを大ヒット作を次々と生み出す敏腕プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマー氏は14位、ジョニー・デップは21位、マイケル・ムーア監督は27位、アンジェリーナ・ジョリーは33位にそれぞれランキングされています。
(このコラムの更新は毎週火曜日です)
December 18, 2007 01:26 PM | トラックバック (0)
2007年12月11日
驚異の迫力アイマックス製作「ザ・ダーク・ナイト」
「バットマンビギンズ」の続編にあたる「ザ・ダーク・ナイト」の6分間の映像が先日、メディアに初公開されました。来夏公開予定の同作のプロローグとなるこの映像は、ハリウッドのメジャー映画としては初めてアイマックス専用カメラで撮影され、14日から全米公開されるウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」の公開前にアイマックスシアター限定で一般にもお披露目されることになっています。
大きなドーム型のスクリーンと音響システムが特徴のアイマックスシアターは、ビル8階の高さもあるスクリーンで迫力のある映像と音響を楽しむことができます。通常の35mmフィルムの10倍もあるフィルムサイズを使って専用のカメラで撮影された映像は、驚くほど鮮明で奥行きがあり、迫力満点。しかし何より、もっとも衝撃的だったのはラストにヒース・レジャー扮するジョーカーがさらした素顔のアップでしょう。「あの驚くべき顔を8階建ての大きなスクリーンで見ると、彼の息の匂いまで感じそうです。もっともぞくぞくする瞬間なはず」と、クリストファー・ノーラン監督も語っているとおり、その瞬間は劇場のあちこちから驚きの声が上がっていました。
残念ながら映画全編がアイマックス専用カメラで撮影されたわけではなく、このプロローグ以外は通常の35mmで撮影され、アイマックス劇場で公開する場合はアイマックス用のフォーマットにリマスターされるため、迫力のある映像を楽しめるのはこの6分間のプロローグ限定。しかし、テクノロジーの著しい進化は、近い将来の映画のあり方を左右するものであることは間違いないでしょう。
ちょうど先週、アイマックスが大手シネコン・チェーンと提携し、全米主要都市で100スクリーンを設置するという発表がされたばかり。将来的には全編アイマックス専用カメラで撮影されるメジャー映画も出てくるかもしれません。
ネタバレになってしまいますが、短編映画のような仕上がりとなっているこのプロローグでは、ジョーカーが仲間と共に銀行強盗に押し入るシーンが描かれています。映像の迫力に圧倒されながらもテンポよく物語が進み、ラストは仮面を脱いだジョーカーの素顔が大きなスクリーンに映し出されます。初めて観せたその顔は、観客を一瞬にして釘付けにすることは間違いないでしょう。そこからは本編の内容を推測させるようなシーンがいくつか散らばっており、予告編のような感じになっています。
「ザ・ダーク・ナイト」は数週間前にクランクアップしたばかりで、現在は来夏公開に向けて編集作業を行なっているとのこと。大ヒットした前作と同様にクリスチャン・ベイルがバットマンを演じ、マイケル・ケインとゲイリー・オールドマンも再び出演しています。また、「サンキュー・スモーキング」などで人気急上層のアーロン・エッカートが悪役トゥーフェイスを演じ、降板したケイティ・ホームズに代わりレイチェル役はマギー・ギレンホールが代役を務めています。
「ヒースは私が望んでいたとおりだった。とても素晴らしい演技だった」とノーラン監督が大絶賛しているように、この作品の出来栄えはヒース演じるジョーカーが鍵を握っているようです。ジョーカーは、89年の「バットマン」でジャック・ニコルソンが怪演したことで知られる役ですが、「オリジナルと比較はしないで欲しい」とノーラン監督。「ブロークバック・マウンテン」でゲイのカウボーイを熱演してアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヒースが、今度はどんな悪役ぶりを見せてくれるのか楽しみです。
「監督として一度はアイマックスで撮影をしてみたかった」と語るノーラン監督。アイマックスの効果を最大限に生かした映像は、ジョーカーのお披露目にはぴったりだったと思います。わずか6分間の映像でしたが、多くのマスコミ関係者も「早く本編が見たい」と期待に満ちあふれていました。
(このコラムの更新は毎週火曜日です)
December 11, 2007 10:29 AM | トラックバック (0)
2007年12月04日
07年ベストヌードは42歳マリサ・トメイ
今年のハリウッドは、12月1日に公開されたフルCG作品「ベオウルフ/呪わしい勇者」でアンジェリーナ・ジョリーがCGヌードになって話題となるなど、映画で女優が脱ぐことが多かった1年でした。
ポルノ映画ではなく、普通の映画やテレビ番組で脱ぐ女優のヌードシーンを集めて紹介する人気サイト「ミスタースキン(www.mrskin.com)」が、2007年度のベストヌードを発表しました。同サイトを運営するミスター・スキン氏によると、「今年は映画のヌードシーンが多かった年」ということですが、果たして誰が栄光の1位に輝いたのでしょう。
「Before the Devil Knows You’re Dead」でフィリップ・シーモア・ホフマン相手にきわどいセックスシーンを熱演したマリサ・トメイが2007年度のNO・1ヌードに選ばれました。92年に「いとこのビニー」でアカデミー賞女優賞に輝いたマリサは42歳。「両親には観られたくない」と語るほど際どいシーンを演じて話題になっただけに、うなずける結果。
2位は「フローズン・タイム」のキーリー・ハゼル。3位は「ホテル・シュバリエ」のナタリー・ポートマン。4位は「ブラック・スネーク・モーン」のクリスティナ・リッチ。5位は「ファクトリー・ガール」のシエナ・ミラーという結果となっています。
個人的にもっとも衝撃だったのは、ウェス・アンダーソン監督の短編映画「ホテル・シュバリエ」で全裸で5分間にわたるラブシーンを演じたナタリー・ポートマン。同監督の「ダージリン急行」のプロローグ的な作品なのですが、ネットに公開されやアクセスが集中したのだとか。ナタリーはストリッパーを演じた「クローザー」でもヌードに挑戦していますが、こちらの作品に比べても脱ぎっぷりは断然上。衝撃的なヌードです。
キーリーは英国出身の21歳。10代の頃からモデルとして活躍し、そのセクシーさでは定評があり、05年にはプレイボーイ誌からもオファーがあったほど。今年初めには元恋人とのセックスビデオがネットに流出するという騒ぎもありました。人気お色気ドラマ「ベイウォッチ」の映画版への出演も決まっているそうなので、今後も映画でセクシーショットを見せてくれることでしょう。
シエナはヴァニティ・フェア誌でもバストをあらわにしたヌードになっていますし、ブレークする以前にカレンダーの撮影でもヌードになっているので、さほどのインパクトはないかもしれませんが、来年公開の新作「Hippie Hippie Shake」でもヌードになっているようなので、こちらも男性ファンには楽しみなのでは。
他にも「ブラッド」のルーシー・リュー、「300 スリーハンドレッド」のレナ・へディ、「イエロー」のロゼリン・サンチェス、「バグ」のアシュレイ・ジャッドといった面々がランキングしています。
さて来年はどんな女優がヌードを披露するのでしょう。
(このコラムの更新は毎週火曜日です)
December 4, 2007 12:01 PM | トラックバック (0)
