2007年10月16日

リンジー破産危機、これも若き天才の宿命か…

 2度にわたる飲酒運転と薬物所持で女優生命の危機に陥っていたリンジー・ローハンが、近々、ハリウッド映画の撮影に復帰するそうです。子役出身の俳優が、薬物やアルコールにおぼれるケースはハリウッドでは珍しくないことから、若い才能を案じて擁護する声もありますが、相次ぐトラブルに批判の声も多いです。連日連夜のパーティー遊びで撮影現場でもトラブルを起こし、2度目の逮捕で主演映画のプロモーションをキャンセルするなど、業界関係者からもリンジーの起用に難色を示す声も出ています。しかし、リンジーにはすぐにでも女優復帰しなければならない金銭的な事情があるのです。

 7月24日にサンタモニカで解雇したばかりの元アシスタントの母親が運転する車を猛スピードで追跡し、駆けつけた警察官に飲酒運転の容疑で逮捕されたリンジー。コカインを所持していたことも発覚しましたが、司法取引に応じて、禁固1日の実刑判決を受けました。その直後からハリウッドのけん騒を離れ、ユタ州のリハビリ施設で治療を続けてきました。モルモン教徒が多く、アルコールの販売が制限されている同州での治療が功を奏したのか、今月初めに退所したことが明らかになりました。

 このまま女優を辞めて大学に進学するなどと報じられていたものの、リハビリ退所後初となるOK!誌のインタビューで、「私の(女優の)才能は神から授かったもの。ハリウッドで有効に活用するわ」と語り、引退説を完全否定。新作映画「Dare to Love Me」で女優復帰することを明かしました。

 しかし、この復帰の陰には嫌でも引退できない訳があります。それは、ここ数年間にわたってパーティー遊びや買い物で浪費しまくった上に、リハビリ治療代に裁判費用もかさみ、ほとんど無一文の状態にあるからです。昨年1年間だけで700万ドルも浪費したと伝えられ、現在は350万ドルのロサンゼルスの自宅と110万ドルのニューヨークのアパートも売却しなければならないほど、追い詰められているといいます。

 買い物依存症とも言われるリンジーの年間のショッピング代は、100万ドル。一時はハリウッドのセレブご用達ホテル、シャトーマーモントを常宿にしており、05年には同ホテルに約80万ドルを支払うなど、年間のホテル使用料が100万ドルにのぼるといいます。飲酒運転で事故を起こした際に乗っていたメルセデスベンツなど、高級車2台に35万ドル、ヘアーサロンと日焼けサロンに7万ドル、パーティー遊びに5万ドル…。これだけ並べてみても、浪費癖が明らかです。これに加え、3度にわたる高級リハビリ施設での治療費がそれぞれ3万ドル、4万5000ドル、6万2000ドルで計13万7000ドル。裁判費用や弁護士費用が約35万ドルと算出されています。

 ローハンは米フォーブス誌の21歳以下セレブの金持ちリストでは、06年度の稼ぎは600万ドルで3位にランキングされています。現時点で2作品への出演が決まっており、多額の負債を支払うためにも早急に仕事をして現金を得る必要があるようです。

 度重なるトラブルと浪費で思い浮かぶのは、同じく子役時代から芸能界で活躍してきたマイケル・ジャクソン。マイケルも浪費と裁判費用などが原因で何度も破産の危機がささやかれています。8歳から芸能活動をするブリトニー・スピアーズも、2年間の結婚生活で夫に5000万ドルを浪費され、相次ぐトラブルに見舞われています。これも若くして富と名声を手に入れたセレブの宿命なのでしょうか…。【千歳香奈子】

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

October 16, 2007 11:32 AM

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