2007年03月27日

お騒がせブリちゃん、本当の復帰はいつ?

 ノーパン外出、スキンヘッドに変身と、このところ世間を騒がせていたブリちゃんが、リハビリを終えて先週退院したというニュースが流れました。本当に更生できたのでしょうか?

 カリブ海アンティグアのリハビリ施設をわずか1日で退院したブリトニー・スピアーズが、ロサンゼルスの美容院で自らバリカンを手に丸坊主にして世間を驚かせたのは先月16日のこと。その後、再び入所したマリブのリハビリ施設をわずか1日で退所し、その夜に離婚調停中の夫ケビン・フェダーラインの自宅前で車を傘で襲って大暴れ。3度目の正直で戻ったリハビリ施設を予定よりも2週間早い21日に退所したそうですが、早くも本当に更生できたのか不安の声があがっています。

 治療目的は明らかにされていませんが、自分は産後うつ病であると信じて疑わないブリちゃんは、当初から家族が無理やり自分をリハビリ施設に入所させたと激怒しており、アルコール依存症などの治療には消極的だったといいます。

 入所していた「プロミス・レジデンシャル・トリートメント・センター」では通常は、45日間の更生プログラムを受けることになっているが、ブリちゃんは最短の30日間で退所しています。入所中は自殺未遂説が流れたり、リハビリ治療には消極的だった上に、禁止されている犬を持ち込んだり、携帯電話を使用したり、ベッドメイクなどをしてくれるメイドを要求したりと女王様ぶりを存分に発揮していたと伝えられていました。

 早期退所に関しても、21日がケビンの誕生日だったことから、誕生日パーティーに出席するためだったとの憶測も。結局のところ、パーティーは中止となり、ケビンは家族と共に誕生日を過ごしたようですが、そこにブリちゃんが招かれていたのかどうかは不明。こんな状況で退院して本当に大丈夫なの?と、首をかしげる人も多いのです。

 「プログラムを見事に終了して退所した」と、所属するジャイヴ・レコードがコメントを発表したが、ニコール・キッドマンの夫キース・アーバンは、別のリハビリ施設でアルコール依存症の治療を受けた際には3カ月間を要している。今後も復帰のめどが立っていないこと、離婚調停が決着していないことなどを考えると、今後も精神面での不安が残るだけに早期退所には疑問の声も多いのです。

 2児の母であるブリちゃんは、離婚裁判では親権を求めているだけに、このリハビリの成果が今後の裁判に大きな影響を及ぼすことは充分に考えられる。これまで「働かず、子育てにも非協力的なダメ男」と言われてきたケビンが、リハビリ治療中は自ら望んで子供たちの面倒を見ながら、たびたび面会に訪れてはブリちゃんを励ますなどすっかり株をあげているだけに、ここが正念場といえるでしょう。リハビリを勧めたのもケビンと家族だと言われており、すでに2人は今後も親権を共有していくのではないかと報じるメディアや復縁説も浮上しています。その場合は一気に解決に向かう可能性もあるが、治療のため一時中断していた裁判が本格的に再開すると見られており、今後の行方が気になるところ。

 さらにリハビリ中に新たなロマンスも発覚している。お相手はアルコール中毒症を患っているロックバンドRivaのギタリスト、ジェーソン・フィルヤウ。2人は03年にレコーディングスタジオで1度会ったことがあり、治療の一環で訪れたアルコール更生会で再開したことで一気に火がついたと伝えられている。お互いを「シュガー」「ガイ」と呼び合い、メールや電話で愛を育んでいたという。

 アルコール依存症の苦しみと闘ってきたジェーソンを敬愛しており、「私を救ってくれるはず」とブリちゃんの方がご執心なのだとか。2人は同棲するのではないかという報道もあり、こちらも今後の展開が多いに気になるところです。

 そんな矢先、ボディーガードに付き添われてロサンゼルスの病院に急患で駆け込んだというニュースが飛び込み、「何が起きたのか?」と騒然となったが、真相は臼歯の痛みを訴えて歯科に治療に訪れただけだった。広報担当者は、「普通の生活を送っており、食事もしているし、仕事のミーティングも行っている」と説明している。

 リハビリを支えたのはケビンだけでなく、一時は真剣に結婚を考えていた元恋人のジャスティン・ティンバーレイクからも、「一日も早く健康なブリトニーに戻れるよう心から祈っているよ」というメッセージを贈られたといわれています。元夫と元彼の励まし、さらに新恋人のサポートで立ち直り、かつての輝きを取り戻して華麗に復帰する日が来ることを信じたいものです。

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

March 27, 2007 07:32 AM | トラックバック (0)

2007年03月20日

R指定映画「300」が異例の大ヒット

 9日に全米公開された歴史アクション映画「300<スリー・ハンドレッド>」(6月上旬日本公開予定)が、R指定映画としては異例の大ヒットとなり、大きな話題となっています。

 フランク・ミラーによる叙事詩的同名グラフィック・ノベルを基に、紀元前480年のスパルタ王レオニダスが率いる300人のスパルタ兵と圧倒的な数を誇るペルシア軍の死闘を描いた伝説「テルモピュライの戦い」を映画化。実写とCGを融合させた壮絶なバトルシーンが売りのヒーローものです。公開3日間で7090万ドルを稼ぎ、2週連続で興行収入ランキング1位に輝く好調な滑り出しで、今年上半期を代表する大ヒット作になることは間違いなさそうです。

 首が飛ぶなど血なまぐさいシーンが多く、残虐的な暴力表現や性的描写に対して区分されるR指定が付いているだけでなく、スパルタ王を演じたジェラルド・バトラーは「オペラ座の怪人」などに出演していますが知名度はまだ今一つで、いわゆるスター俳優は出演していません。そのためハリウッド業界内では、「アクションスターのいないR指定映画が大ヒットした」として大きな衝撃となっています。ザック・スナイダー監督自身もエンターテインメント誌のインタビューで、「たかが6000万ドルの映画が、こんなにヒットするとは思っていなかった」と本音を漏らしているほどです。

 R指定が付くと観客層が限定され、興行収入に影響を及ぼすことから、ハリウッドではアクション映画を製作する際には各スタジオとも様々な手法を用いて、PG13(13歳未満は保護者の同意が必要)にする努力をしています。さらにこれまでのハリウッドの歴史アクション大作で大ヒットした作品と言えば、ラッセル・クロウ主演の「グラディエーター」やブラッド・ピットとオーランド・ブルームが共演した「トロイ」など、スター俳優を起用した作品が多く、今回のようにR指定、スター俳優なし、低予算(「トロイ」の約3分の1)の3拍子がそろった作品の大ヒットは極めて珍しいといえます。

 ヒット要因の一つにR指定作品ながらあくまでも原作のファンである若者層にターゲットを絞った宣伝方法があげられています。会員制ネット交流サービスを利用したプロモーションやネットでの予告編の公開。さらにコミック・コンベンションで特別編の公開と監督による講演を行うなど、ファン向けのプロモーション活動が功を奏したのでしょう。さらに、公開前に映像の一部がユーチューブに流出したことも結果的にはより多くの観客に興味を持たせるきっかけとなったことは否めません。

 巨額の制作費を投じてスター俳優を集めても興行面で大失敗する作品も多い中で、この作品の成功は大きな意味を持っています。「危機感を感じている人も多いはず。今後のハリウッド映画の方向性を左右するかもしれない」と、コメントする専門家もいるほどです。

 スター俳優のギャラの高騰が問題視されている中、スター不在でもCGを駆使したスペクタクルな映像、ストーリーや脚本、宣伝方法などで大ヒット作品が生み出すことができることが実証されてしまいました。もう、アクションスターの時代は終わったとさえ感じた人も多いはずです。さらに、CGの技術が進歩したことでこれまで不可能だったことも映像化が可能となり、俳優を雇うよりも安く映画が作れるとなると、これまでの映画製作のあり方そのものが根底から覆される恐れもあります。

 原作のファンにとっては、CG技術の進歩があったからこそ実現できた映像に釘付けになったことでしょう。しかし、CGで作られた作品は描いている時代はいつであれ、そこにはいかにも21世紀的な匂いがして、テレビゲームを見ているような気分になることが多いのも確かです。全ての作品が同様の手法で作られてもヒットするとは限らないはずで、実写とCGの調和があればこその究極の映画作りを追求する時代になってくるのでしょうか。

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

March 20, 2007 02:47 PM | トラックバック (2)

2007年03月13日

ハリウッドスターはリハビリ施設がお好き

 度重なる奇行がメディアを騒がせているブリトニー・スピアーズのリハビリ施設入りが大きな話題となっていますが、最近のハリウッドではほかにもリンジー・ローハン、キース・アーバン(ニコール・キッドマンの夫)らリハビリ施設で治療を受けるスターが多い。

 日本ではリハビリ施設=けがや病気による心身機能を回復させるための医療施設というイメージが強いと思うので、スターがリハビリ施設に入所というニュースを聞いても今いちピンと来ない人も多いのでは?

 主に薬物やアルコール中毒症の治療が目的ですが、中には拒食症の治療で入所するスターもいます。治療内容よりも気になるのは、リゾートホテル並みの整った施設でマッサージやスパトリートメントも受けられ、一流シェフによる食事が出るという豪華さ。スターご用達と言われる施設はどこもかなりの高額で、一般庶民には考えられないほどのラグジュアリーぶりだが、スターはどんな施設でどんな治療を受けているのでしょう?

 ブリトニーが入所しているのは、ロサンゼルス郊外の高級住宅地マリブにある「プロミス・レジデンシャル・トリートメント・センター」。主に薬物やアルコール依存の治療が専門で、1カ月の治療費は4万8000ドル。収容人数は16人で、海の見える個室でゆっくりと治療を受けることができます。1日2回のカウンセリングがあり、治療は12段階に分かれている。フィットネスやテニスコート、乗馬場もあり、マッサージやエステも受けられる。建物はリハビリ施設というより、リゾート地の別荘のような雰囲気。韓国焼肉やお刺し身など多国籍な料理も人気があり、ベン・アフレックやチャーリー・シーンもここで治療を受けたことがあります。

 今年1月17日にリンジーが入所したのは、ハリウッドの山の上にある「ワンダーランド・センター」。ここはマイク・タイソンが治療を受けていたことでも知られています。1カ月の費用は8万ドルとかなり高いが、ツナやロブスターなど高級食材が並ぶ食事やビューティーコンサルタントもあるというから納得。ジム施設やプールも完備されており、ヨガのレッスンもある。入所しながら日中は仕事先への外出が許されている点もスターには便利。リンジーも新作映画の撮影をしながら、施設近郊で乗馬を楽しむなどリラックスしてリハビリを続けています。

 飲酒運転で昨年逮捕されたメル・ギブソンが、アルコール中毒の治療を受けていたのが、マリブにある「パッセージズ・マリブ」。専門家と1対1による精神療法が受けられるほか、ジム施設も完備され、個人トレーナーとのトレーニングもプログラムに組み込まれている。食事はビバリーヒルズの高級レストラン「スパゴ」の元シェフによるステーキなど一流の味が味わえる。1カ月のお値段は、5万7550ドル。

 激やせのため、摂食障害の治療を受けていたといわれるニコール・リッチーが選んだのは、ロサンゼルスの南ニューポート・ビーチにある「ビュー・モンデ」。1度に入所できる人数は5人まで。1月の費用は8万ドルと高額だが、週2回のマッサージやスパでのトリートメントまで付いている。少人数ならではの行き届いたサービスと1対1でのカウンセリングや個々に適した治療が受けられることが人気で、コートニー・ラブもここに入所していたことがある。

 キースのほか、ドリュー・バリモア、ビリー・ジョエルらも入所していたのが、ロサンゼルス郊外ランチョ・ミラージュにある「ベティー・フォード・センター」。元大統領夫人ベティ・フォードが設立した施設で、伝統的なリハビリ治療を行うことで知られている。1カ月の費用は2万1000ドルで、トイレ掃除から始まり、カフェテリア式の食事に携帯電話の使用禁止など他のラグジュアリーな施設に比べるとかなり質素な雰囲気。

 ブリトニーが1日だけ入所して話題となったカリブ海のアンティグアにある「クロスロード・トリートメント・センター」は、ホイットニー・ヒューストンも治療を受けたことがある施設。ロック歌手エリック・クラプトンが設立したこの施設は、アルコールや麻薬依存の治療をする施設で、36の個室があり、29日間の基本料金は1万9500ドル。マインド、ボディー、スピリットの3つを同時に治療していくのが目的なのだとか。そのため、指圧やマッサージなどもプログラムに含まれており、カリブ海を見渡すロケーションでのグループ瞑想などもあります。

 エステにマッサージ、ヨガとリゾートホテル並みの豪華な施設で心身共ににリラックスすれば、きっとリハビリ効果も倍増ってことなのでしょう。それとも居心地良すぎて逆戻り?なんてこともあったりして…。

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

March 13, 2007 10:22 AM | トラックバック (0)

2007年03月06日

ハリウッド版「黒革の手帳」にスターは戦々恐々

 ハリウッドの高級コールガールクラブを組織していた女性がスターの実名入り暴露本を出版し、ハリウッド業界を震撼させています。

 ハリウッドスターら著名人を相手にいわゆる高級売春組織を運営したとして、99年に有罪判決を受け、約3年間服役していたベイビードールの名で知られるジョディ・ギブソン元服役囚が執筆した「シークレット・オブ・ア・ハリウッド・スーパー・マダム(ハリウッドのスーパーマダムの秘密)」には、ブルース・ウィリスやベン・アフレックら実に20人以上の著名人が実名で登場しています。

 ギブソン元服役囚は、歌手を夢見ていた時代もあったが、86年にハリウッドでエスコートサービス「カリフォルニア・ドリーミング」をスタートさせ、99年に逮捕されるまでに、全米16州とヨーロッパにもビジネスを拡大し、女優志望やモデル並みのルックスの美女、ポルノ女優ら300人を雇い、著名人を中心とするお金持ち男性に女性を提供するサービスを行っていたのです。料金は1回500ドル~3000ドルだったと言われており、逮捕直後は顧客名が記された手帳の存在がクローズアップされていました。

 当時のメディアでは、「超人気俳優が1度に10人の女性とコカインとセックスパーティーを繰り広げていた」とか、「コスプレ趣味の俳優がいた」とか、「人気コメディー俳優は妻とコールガールとの3Pを楽しんでいる」とか、手帳の中身を巡って様々な憶測が流れていました。裁判では過激なプレーの内容が実名入りで公になるのではと、ハリウッド業界に激震が走ったが、結局その手帳の内容が公になることはなかったのです。そのことが逆に好奇心をそそり、「裁判所が非公開にした理由は、内容が公になると業界が大きな衝撃に見舞われるからではないか」など大物の顧客の存在がまことしやかにささやかれていました。

 永遠に闇に葬られたかに思われた手帳には単に名前や連絡先だけでなく、予約の記録や料金からサービス内容、性癖にいたるまでこと細かに記されていたと言い、まさに米倉涼子主演のドラマに登場する「黒革の手帳」を想像してしまいます。出所から5年もたった今になってなぜ暴露本を出版することになったのか動機は不明だが、いまさら名前を挙げられた人たちにとってはたまったものではないでしょう。

 「ワイルドな時間」を暴露されたウィリスの弁護士はすぐに「デタラメ」と内容を完全否定。ドジャースのトム・ラソーダ元監督の弁護士も、「そんな女性には会ったこともない」と否定している。セックスピストルズの元ギタリスト、スティーブ・ジョンズだけが唯一、ロサンゼルス・タイムズ紙の取材に「サービスを受けたことがあるかもしれない」とコメントしているが、他にも「ブロンド美女との熱い夜」が暴露されたアフレックや、著名プロデューサー、大手ファッションメーカー「GUESS」の創設者らビックネームが続々と登場しているだけに、今後の対応が気になるところ。

 ハリウッドマダムと言えば、93年に売春斡旋容疑で逮捕されたハイディ・フライス元服役囚が有名で、名前を聞いたことのある人も多いはず。ライバル関係だった彼女の顧客名簿も大きな話題を集め、裁判ではチャーリー・シーンやジャック・ニコルソンら大物の名前が取りざたされる騒ぎとなりました。ギブソンは元祖ハリウッドマダムが逮捕された後、多くの顧客を獲得して組織を拡大していったといわれており、どんな大物がいるのか逮捕直後は興味津々だった人も多かったのです。

 真相を知るは本人のみ。さらなる大物の名前が出てくるのか、はたまた訴訟問題に発展するのか。ハリウッドを震撼させるスキャンダルはしばらくは注目の的です。

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

March 6, 2007 09:57 AM | トラックバック (0)