2006年06月05日

奇抜な名前がセレブ的流行

 ベビー・ブームに沸くハリウッドで、また新たなベビーが誕生しました。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーに、待望の女の子が誕生したのです。そして発表された名前は、Shiloh Nouve Jolie-Pittl(シロー・ヌーベル・ジョリー・ピット)。発音を巡ってはシャイロ・ヌーボーなど様々な説があり、かなり難しい名前であることは間違いありません。いったいどんな意味があるのでしょうか?

 USA Today紙などの報道によると、シローとはヘブライ語で「神の恵み」と言う意味で、ヌーベルはフランス語で「新しい」と言う意味がある他、ブラピが尊敬するフランス人建築家ジャン・ヌーベルの苗字でもあるとか。

 USA Today紙は、「今年のハリウッド・ベビーの中で一番変わった名前」と特集していましたが、昨今のハリウッドではかなり変わった名前を子供のつけることが流行しています。「スリ」「アップル」「モーセ」「カル=エル」「ブルーベル・マドンナ」「キングストン・ジェームズ・マクレガー」といった奇妙な名前を子供につけるセレブが増えているのです。

 スリちゃんはトム・クルーズとケイティ・ホームズの間に生まれたばかりの女の子の名前ですが、ヘブライ語で「王女」ペルシャ語では「赤いバラ」と言う意味があるそうですが、日本人にとってはスリ=満員電車の中などで財布をすられるあの犯罪を想像してしまいますよね。ロサンゼルス・タイムズ紙でも、日本語ではピックポケット(すり)と言う意味があると解説していました。

 アップルちゃん、モーセ君の両親はグィネス・パルトローとクリス・マーチン。日本語にすれば「りんごちゃん」なわけで、かなり奇妙な名前。もちろんアメリカでも変わった名前として扱われています。グウィネスは「健全で聖書的な感じの名前だと思った」と命名の理由を語っていますが、今年4月に生まれた長男にはずばり旧約聖書に登場する古代イスラエルの預言者と同じ名前を命名したのです。キリスト教徒の間では聖書にちなんだ名前をつけることは珍しくなく、昔も今も聖書に登場する唯一の名前付き天使「マイケル」は人気があります。しかし、モーセはかなり奇抜な名前だと言わざるをえないでしょう。

 他にもアメコミ好きで知られるニコラス・ケイジは、息子にスーパーマンの本名「カル=エル」と名づけてみたり、飛行機好きのジョン・トラボルタは長男に「ジェット」と名づけたりと、ハリウッドセレブは常識では考えられないような名前を子供につけるのが大好きのようです。そして、その傾向は年々強まっているとか。

 特殊な名前をつけることは、自分たちは庶民とは違い流行の最先端をいっているという優越感を得ることができるのと同時に、スターとしてのブランド力やイメージを人一倍気にしているからだと専門家は分析しています。

 次はいったいどんな名前が生まれるのでしょうか?

(このコラムの更新は毎週火曜日です)

June 5, 2006 01:29 PM

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