2005年07月26日
イケメン次世代スター一挙紹介
今年のサマームービーで注目を集めるイケメンの次世代スターを一挙まとめて紹介します。今後、さらなる活躍が期待でき、将来ブレイクすること間違いなしという俳優5人をピックアップしてみました。日本ではまだまだ無名な彼らですが、今からチェックしてみては?
私の個人的イチ押しは、ジョシュ・ルーカス(写真)。29日公開の「ステルス」で戦闘機の敏腕パイロット役を演じ、オスカー俳優ジェイミー・フォックスを食う演技を見せるなど注目度はNO・1。93年に「生きてこそ」でデビューし、02年に「メラニーは行く!」でリース・ウィザースプーンの相手役として注目され、ついには主役を張れるまでに。34歳と年齢は少々高めも、甘いマスクと確かな演技力でスターの座を手に入れる日もそう遠くはないでしょう。マスコミの受け答えもとてもナイスで、スターの資質は充分。今後もロバート・レッドフォード、モーガン・フリーマンらと共演する「アン・フィニッシュド・ライフ」や撮影中の大作「ポセイドン」(来年公開)など出演作が大挙して控える注目株です。
次に注目すべきは「ファンタスティック・フォー」(7月8日全米公開)で全身が炎に包まれるヒューマントーチを演じたクリス・エヴァンス。デビュー作「セルラー」(04年)でいきなりキム・ベイシンガー演じる女性を助ける青年という主役級の役を好演して、注目の的に。今作が2作品目だが、鍛え上げられたマッチョな肉体で女性ファンの視線を釘付けにしています。若手俳優の中でも、頭ひとつ抜け出た存在感を放っています。24歳という年齢だけに、次世代アクションスターとしての活躍も期待できそうです。
「スパイダーマン」シリーズでスパイダーマンことピーターの親友ハリーを演じたジェームス・フランコも将来が期待される有望株。続編ではスパイダーマンを苦しめる悪役として存在感を存分に発揮し、「バレエ・カンパニー」の好演で女性ファンのハートもつかんだフランコ。今夏は第2次世界大戦を舞台にした「グレイト・レイド」(8月12日全米公開)に出演し、日本軍の捕虜となった米兵役を演じています。甘いマスクとミステリアスな雰囲気が、大物になる予感を感じさせています。
コメディー映画「ウェディング・クラッシャーズ」(7月15日全米公開)でオーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ボーンと共演したブラッドリー・クーパーも、将来が嘱望されている1人。人気ドラマ「エイリアス」に続いて今秋から始まる新ドラマ「キッチン・コンフィデンシャル」で主役を務めることが決まっており、ブレイク間近の予感がします。ドラマのヒット次第では、映画でのさらなる活躍も期待できそうです。
最後はサマームービーではありませんが、9月30日公開の「ロード・オブ・ウォー」でニコラス・ケイジと共演するジャレッド・レトも注目したい俳優の1人。昨年の「アレキサンダー」での好演が記憶に新しいレトですが、デビュー作「キルトに綴る愛」でウィノラ・ライダーと共演し、「ファイト・クラブ」でブラッド・ピット演じるテロ集団の中の美青年役を演じるなど、美形俳優として注目されてきました。これまではキャメロン・ディアスやスカーレット・ヨハンソンらスター女優との交際ばかりが取り沙汰されてきましが、俳優だけでなく「30 Seconds To Mars」というバンドでも活躍しセクシー・ボイスには定評があります。
果たしてこの中から近い将来、今やハリウッドのトップスターの仲間入りを果たしたコリン・ファレルに代わる次世代スターは登場するでしょうか? 今後の彼らに注目していきたいと思います。
July 26, 2005 01:43 PM | トラックバック (2)
2005年07月19日
フォックスら戦闘機から試写演出
レーダーに探知されない戦闘機ステルス。そんな超ハイテク機を操るのが、もしコンピューターだったら…。人間パイロットvs人口頭脳搭載戦闘機のバトルを描いた最新作アクション「ステルス」のワールドプレミアが、サンディエゴの米軍基地内でド派手に行われました。
基地内は普段、一般人はもちろん立ち入り禁止。まして、外国人となれば入れる機会はほとんどありません。航空ショーなどのイベントを基地内で行う場合は例外ですが、基本的には入り口で身分証明書の提示が求められ、アメリカ国籍、もしくは永住権がない者はいかなる理由でも立ち入りができないのです。しかし、今回は米軍の全面的な協力で、そんな基地を「ステルス」のために世界各国のプレスにも開放したのです。
スクリーンを縦横無人に飛び回る戦闘機のハイスピードに加え、最新の特撮技術で戦闘機の「G」の世界まで再現した迫力映像が売り。主演は今年のアカデミー賞で故レイ・チャールズを演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いたジェイミー・フォックス。コンビを組むパイロットには人気急上昇中の女優ジェシカ・ビール、そして甘いマスクと卓越した演技でポスト、トム・クルーズと呼ばれるジョシュ・ルーカス。なんと、この3人が映画さながらに戦闘機F18スーパーホーネットで登場し、アクロバット飛行を披露するというハリウッドらしい度肝を抜いた演出もあり、ワールドプレミアはかなりの盛り上がりでした。
普段なら周囲には一般人のファンが集まり、俳優らに黄色い声援を送るのですが、今回は基地内だけに集まったのは軍関係者やその家族らだけ。普段に比べると静かな感じがしたのもつかの間、耳が張り裂けそうな轟音とともに、3人を乗せた3機の戦闘機が次々と離陸。上空で次々とアクロバット飛行を繰り広げました。これにはさすがに誰もが驚き、「保険入っているのかな?」「失神してんじゃない?」「吐いてるんじゃないの?」などの声がもれていました。
着陸後はトレーラーハウスで戦闘服からスーツやドレスにお着替え。そしてレッドカーペットを歩くという超ハリウッド的な枠な演出に、さすがハリウッド! と感心しきりでした。戦闘機から降りてきたフォックスは、ガッツポーズで待ち構えるマスコミに笑顔で手を振るなど超ご機嫌。その後のインタビューではジェスチャーまじりに「狭くて、涙が出て、吐きそうだった」と戦闘機の中での様子を再現してくれました。
しかし、オスカー俳優が本物の戦闘機に乗ってアクロバット飛行するなんて前代未聞。ロブ・コーエン監督に「ちゃんと保険に加入させたんですか?」と聞いてみました。「彼らは勇敢に私のために保険にも入らず飛んでくれた」と答えたが、果たして本当はどうなのだろう? レオナルド・ディカプリオが飛行機を操縦するシーンがあった「アビエーター」で、本物の飛行機を操縦するために免許を取ろうとしたが、映画会社からリスクが高すぎるとして反対されたと言っていました。いくら腕の良い信用できるパイロットが操縦するにしても、戦闘機に乗るのだから多額の保険をかけたんだろうなあ。やっぱり。ルーカスは「僕が死んだらこの基地、いやカリフォルニア州を丸ごと買えるくらいの多額の保険をかけたさ」なんて、ジョークまじりで語っていたことだし…。
会場にはなんと、本物のリモコンで動く世界初の武器を搭載した無人ステルスの姿も。実は偶然にも映画の企画と同時進行で米軍も人口頭脳搭載のステルスの開発を進めていたのです。これを開発したボーイング社の開発者も、「映画の予告を見て驚いたよ。彼らは知らないはずなのに、僕のステルスにそっくりだったのだから」と驚きを隠せない様子。映画の中では、コンピューターが自我を持ってしまい、世界を破滅へと導くというストーリーだが、実際の無人ステルスは人間を助けるために開発されたもので、「人間の代わりになろうとか、敵になるものではない」のだそうです。
しかし、テクノロジーの進化はついに、ハリウッド映画の領域に達したというのは大きな驚きでした。マウスひとつで自由に動かし、爆弾を好きなところに落とせる「フライ・バイ・マウス」の異名を持つ無人ステルスまで誕生させたのですから、これからもきっとハリウッド映画の中で起きてきた出来事は次々と現実になっていくことでしょう。
しかし、コンピューター技術の発達で、どんどん世の中が便利になっていく一方で、テクノロジーの進化は必ずしも私たちの生活に良い結果だけもたらすとは限りません。「ステルス」はそんなことを、考えさせてくれる作品です。現実はハリウッド映画みたいに、なってはいけないこともあるのです。
July 19, 2005 01:42 PM | トラックバック (0)
2005年07月12日
ジョニー・デップ主演最新作にマイケル?
白塗りの顔、黒い長髪、カン高い囁き声、派手なスーツのジャケット、子供。これらのキーワードであなたは何を想像しますか? それはジョニー・デップ主演の最新作「チャーリーとチョコレート工場」で見ることができます。
ロアルド・ダール氏の人気児童小説「チョコレート工場の秘密」の再映画化で、ティム・バートンがメガホンを取り、ジョニーが主演した同作。しかし、観客の多くはこの作品で違う何かを見てしまうかもしれません。
そう。それはマイケル・ジャクソンです。実はこの作品に登場する主人公ウィリー・ワンカはマイケル・ジャクソンにそっくりなんです!
ジョニー演じるワンカの容姿や雰囲気だけでなく、ストーリーもなんかマイケルに似ていると思いませんか? 映画では子供たちは大好きなチョコレートやキャンディーに胸を躍らせチョコレート工場を訪れるのですが、マイケルのネバーランドを訪れる子供たちは、たくさんのおもちゃや遊園地に胸を躍らされていたのです。そして、そのネバーランドに招待された子供たちがそこで体験した世にも恐ろしいこととは…。なんか、そんなことをどうしても想像してしまうのです。
もちろん原作は児童小説であり、ストーリーの酷似は単なる偶然の一致でしかありません。
これまで劇場で予告編がかかるたびに周囲の観客から漏れ聞こえる声は「マイケル」でした。言われて見ると確かにマイケルに似ています。そして先日、ついに試写会で見ました! 感想はやっぱり、「ジョニーはマイケル意識しているのかも」でした。
ジョニーはひょっとすると本当に役作りにマイケルをモデルにしていたのかもしれません。だって「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊役は、ローリングストーンズのキース・リチャーズをモデルに役作りしたくらいですから。
アメリカの複数のブログやネットでも、ジョニーはマイケルを意識して役作りをしたのでは? と話題になっています。記者会見でもマイケルに関する質問が相次いだそうです。
しかし、ワンカとマイケルの決定的な違いを指摘する声もあります。「ワンカは大の子供嫌い。でもマイケルは子供が大好き」ということ。そして、ジョニー自身もマイケルをモデルに役作りをしたことを否定。むしろ、子供番組の司会者を参考にしたと答えていたほどです。まあ、本人も否定していますし、監督もあのティム・バートンですから、白塗りメークや衣装も偶然の一致だったのかもしれませんよね。
ファンや観客がジョニーだったらありえるかも! と、勝手に期待して盛り上がっただけのことかもしれませんが、そう思わせるジョニーはやっぱり只者ならぬ俳優なのではないでしょうか?
しかし、今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた作品のタイトルは「ネバーランド」。マイケルとは何かと因縁があるのかもしれませんね。
July 12, 2005 03:56 PM | トラックバック (0)
2005年07月05日
新風吹き込むヒット作は…
今年のハリウッドはとにかく元気がない。ヒットの目安となる週末3日間の興行収入ランキングが先週末、18週連続で前年比マイナスという史上最悪の記録を樹立しました。6月29日にはスティーブン・スピルバーグ監督とトム・クルーズがタッグを組んだ「宇宙戦争」が公開されましたが、それでもこの不名誉な記録更新をストップすることはできないとの見方が強いのです。
85年にランキングが発表されるようになって以来、初めての18週連続というワーストを記録したハリウッド。今週は独立記念日の週末のため、まだ興行ランキングは発表されていませんが、19週連続前年比マイナスとなるのは確実視されています。その要因は何なのでしょう?
昨年はマイケル・ムーア監督がブッシュ批判をした「華氏911」とメル・ギブソンがイエス・キリストの最期を描いた「パッション」が相次いで大ヒットし、昨年の総収入の5%を稼ぎ出しました。それに加え、「スパイダーマン2」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「シュレック2」と、大作の続編がヒットするなどハリウッド映画の当たり年でした。
それに比べ、今年は「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」が記録的な大ヒットとなった以外は、どれも小粒ぞろい。昨年のように話題性や勢いのある作品がないのです。夏は大作が相次いで公開され、年間でもっともハリウッドがもうかる時期。今年は例年より早い5月初旬から次々と大作が公開されていますが、どれも予想以上の数字を稼ぐことができず、期待はずれの結果に終わっている作品が多いのです。05年上半期上位ベスト5を見れば、どれだけ低迷しているのかが分かるでしょう。
(1)「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
(2)最後の恋のはじめ方
(3)マダガスカル
(4)ロンゲスト・ヤード
(5)バットマン ビギンズ
1位の「スター・ウォーズ」と5位の「バッドマン ビギンズ」以外は、例年ならなぜこの作品がベスト5? という感じでしょう。
今夏の最大の目玉だった「スター・ウォーズ」と「宇宙戦争」が出そろってもなお、低迷を食い止められないのですから、ハリウッド業界の危機感は相当なはず。ヒットの目安となる1億ドルを超えた作品は上半期が終わった時点でまだ9作品。昨年の24本には及びません。要因としてDVDの普及で人々が映画館に足を運ばなくなったことや、海賊版の流出などがあげられていますが、やはり一番の原因はオリジナリティーのある作品が減っていること。過去の作品や外国作品のリメーク、ヒット作の続編が多く、観客をひきつけるだけの魅力ある作品が激減しているからです。
そんなネタ切れハリウッドに新風を吹き込むヒット作は生まれるのでしょうか? 個人的には、22日に公開されるマイケル・ベイ監督の「アイランド」に期待しています。45分間のバージョンを試写しましたが、かなり面白そうな作品。監督自身、記者会見の席でこう答えています。
「この映画は広報や宣伝の点から見ると、目立っていないふしがあるかもしれないが、独創的なコンセプトを持っているということがウリ。他のたくさんのSF映画がわけの分からないものを描いているの対し、少なくともこの作品にはリアルな人間の物語がある。やっと独創的な作品が出てきたぞ! という感じだと思う」
臓器提供のためのクローニング。今もっともリアルな話題を、「アルマゲドン」や「パールハーバー」の大ヒットで知られるベイ監督がどう調理するのか、かなり楽しみです。そして、この作品がハリウッド映画の低迷を食い止める起爆剤になることを期待しているのですが…。
July 5, 2005 11:12 AM | トラックバック (4)
