2005年05月31日
超大作目白押し!米サマームービー
今年もハリウッドのサマームービー・シーズンがやってきました。米国の夏休み期間にあたる5月中旬から8月末までの3カ月間は、大作娯楽映画が数多く封切られ、ハリウッドの一番の稼ぎ時でもあります。
毎年、この時期にあわせて各映画会社が話題作や大作を次々と公開するため、「サマームービー戦争」と呼ばれ、暑いバトルが繰り広げられています。しかし、今年は例年以上に超大作や話題作が目白押しで、今年のハリウッドはかなりヒートアップした暑いサマーとなりそうです。
昨年のサマーは「シュレック2」と「スパイダーマン2」が大ヒットした以外は、パッとせず、泣かず飛ばずの結果に終わった作品も多かったことは記憶に新しいでしょう。今年は「リメーク」「続編」「SF」作品が目立っています。今年のサマームービーはどうなるのでしょう。ラインアップを一挙紹介します。
サマームービー・シーズン最初の大ヒット作品は「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」。これはすでに2億ドルを超える興行収入を記録しており、今年のサマームービーの勝ち組となることは間違いなし。これに対抗するのが、同じくSF大作「宇宙戦争」(6月29日世界同時公開)です。スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを取り、トム・クルーズが主演で、製作費は2億ドルといわれています。どちらが今年のサマームービーを制するのか、暑いバトルが繰り広げられることでしょう。
SF対決では、マイケル・ベイ監督の「アイランド」(7月22日全米、23日日本公開)も注目したいところ。ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンという旬な俳優がコンビを組み、クローンと人間のバトルを描いている。アクションシーンも満載で、サマームービー向けの超大作に仕上がっているだけにどこまでヒットするか期待大です。
「リメーク」の注目は、邦画「仄暗い水の底から」のハリウッド版「ダーク・ウォーター」(7月8日全米公開)。「リング」シリーズや「呪怨」など、ジャパニーズホラーが相次いでヒットしているだけに、この作品も多いに期待されるところ。「チャーリーとチョコレート工場」(7月15日全米公開)は児童文学「チョコレート工場の秘密」の再映画化作品で、ティム・バートン監督とジョニー・デップが4度目のタッグを組んでの話題作。このところ、アカデミー賞常連となっているジョニー主演だけに、どんな演技を見せてくれるのか注目されます。
6月は「バッドマン・ビギンズ」「ミスター・アンド・ミセス・スミス(原題)」「シンデレラマン」と、話題作が目白押し。渡辺謙のハリウッド2作品目としても注目される「バッドマン・-」は、米国では根強いファンが多いだけにヒット確実視されている1本です。そして「ミスター・-」はブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが夫婦役で共演したことがきっかけで「交際?」と噂されているだけに、観客がこれを受け入れるかどうかにヒットがかかっているかも。「シンデレラマン」はラッセル・クロウ、レニー・ゼルウィガーのオスカーコンビが送る実話を元にしたボクシング映画。昨今のオスカーのトレンドである実話物だけに、この作品も来年のオスカー狙いと言われており、サマームービーとしてはちょっと異色の存在になっています。
これらの作品以外にもこの夏だけで80本近い数の作品が公開されます。しかし、ヒットするのはほんのひと握りの作品だけで、ほとんどが駄作であったり、注目されずに終わる運命をたどることになります。特に今年のハリウッドはヒット作に恵まれず、興行収入は前年水準をかなり下回る不振が続いているだけに、サマーでの挽回に期待がかかっています。今夏はどの作品に女神が微笑むのでしょうか。これから本格化する暑いバトルを最後まで見届けたいと思っています。
May 31, 2005 11:21 AM
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