2005年03月08日

気になる来年のオスカー候補

 今年のアカデミー賞から1週間。まだまだ、オスカーの余韻が残るハリウッドですが、巷では早くも「来年は誰が?」「どの作品が?」と、来年度のアカデミー賞に目が向けられています。メディアやネット上には、もうすでに候補作品の予想が出始めています。

 ちょっと気が早いですが、気になるオスカー候補となるであろう作品を一挙まとめて紹介したいと思います。

●「シンデレラマン」 オスカー俳優ラッセル・クロウと女優レニー・ゼルウェガー、オスカー監督ロン・ハワードのゴールデン・トリオが贈る30年代に活躍したヘビー級チャンピオン、ジム・ブラッドクの生涯を描いた実話。

●「宇宙戦争」 スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズの「マイノリティー・リポート」ゴールデン・コンビが描く史上最高の2億ドルの製作費を費やしたSF超大作。天才子役の名を欲しいままにしているダコタ・ファニングの演技にも注目。家族愛を描いた感動作になる予定。

●「キングコング」 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が製作するリメーク版。ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディが出演。メーンスタッフはほとんどが、「ロード・-」と同じで、オリジナル版を超えるリアリティーある感動ドラマとして描かれると期待。

●「SAYURI」 「ラスト・サムライ」で助演男優賞にノミネートされた渡辺謙主演で、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、京都・祇園の芸者の生涯を描いた同名のベストセラー小説の映画化。役所広司、桃井かおり、工藤夕貴ら日本の役者も多数出演。

●「チャーリーとチョコレート工場」 ジョニー・デップ、ティム・バートン監督のコンビが贈るロアンド・ダールの児童文学書の再映画化。デップの主演男優賞にも期待がかかっている。

●「ザ・ニュー・ワールド」 巨匠テレンス・マリック監督がメガホンを取り、コリン・ファレル主演でアメリカ大陸に上陸したイギリス人入植者と先住民のインディアンとの対決を描く歴史大作。マリック監督にとっては「シン・レッド・ライン」(98年)の雪辱を晴らせるか注目されるところ。

●「プロデューサー」 ブロードウェー・ミュージカルの映画化。

●「キングダム・オブ・ヘブン」 「グラディエーター」のリドリー・スコット監督がオーランド・ブルームを主演に12世紀に聖地エルサレムの奪回を目指して組織された十字軍を描く歴史大作。

●「チェ」 スティーブン・ソダーバーグ監督がメガホンを取り、ベネチオ・デルトル主演でキューバの英雄チェ・ゲバラの生涯を描く作品。

 そして、今年の受賞者たちの気になる次回作にも触れておきましょう。

 作品賞、監督賞に輝いたクリント・イーストウッドは、第2次世界大戦中の硫黄島での戦いを描いたノンフィクション「硫黄島の星条旗」(ジェームズ・ブラッドリー作)の映画化に挑戦(06年公開予定)。

 レイ・チャールズのよみがえりとまで言われた「RAY レイ」で主演男優賞に輝いたジェイミー・フォックスは、ハイテク戦争を舞台にしたアクションスリラー「ステルス」(7月全米公開予定)で今度はパイロットに。主演女優賞のヒラリー・スワンクは、サスペンススリラー「The Black Dahilia」に出演予定。

 助演男優賞のモーガン・フリーマンは「バッドマン・ビギンズ」、警察腐敗を暴く「エジソン」、ロバート・レッドフォードと共演する「アン・フィニッシュド・ライフ」など5作品が、年内公開予定。助演女優賞のケイト・ブランシェットは故郷オーストラリア映画「リトル・フィッシュ」が公開を控えている。

 まだまだ編集段階の作品がほとんどのため、あくまでこちらのメディアで伝えられている報道をもとにラインアップしてみましたが、来年の今頃にはどんな結果が出ているのか楽しみですね。

March 8, 2005 04:39 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/4022