2008年08月13日
鹿児島実・全員で布団を並べて、気持ちが一つに
「一時はバラバラだったけど、今は本当にこのチームでよかったと思います」鹿児島実の選手たちは口々にそういいました。
昨年、新チーム結成時は、練習にも身が入らず。怠慢なプレーが多く、「お前らに、ノックをやっても楽しくない!」と、監督が怒って帰ることもしばしば。「勝手にやれ!」とベンチに座ったままで、黙って練習を見ていることもあれば、監督不在の日も。
選手同士でメニューを組んで練習することもあったといいます。
今年春。監督にあらためて問われました。「お前たちは何のために来ているのか」と。
もう一度1から始めよう。そこで選手たちは、寮の大部屋に布団を並べ、全員で寝ることにしたのです。
「初めは、強くなるために、なんでそんなことをしなきゃいけないんだ。
そういう問題じゃないのに、って思いました。
でも、毎日一緒に寝ているうちに、みんなの会話も増えるし、今まで見えなかったことが見えてきたんです」と松尾君。
それはプレーにも影響しました。送球でも、アイツが捕りやすい球を投げよう、と、動きも少しずつ変わっていったのです。
「自分の役割もよくわかった。自分はレギュラーじゃないけど、声で盛り上げる。みんなが元気になるような声をね」(松尾君)
全員で寝泊りするようになり、それぞれの役目も理解できるようになったのです。
「本当にいい仲間たちといの3年間でした」とキャプテンの湊崎君。
寝泊りをともにして一つになった鹿実の選手たち。
最後に結んだ友情の強さを感じました。
【写真は宿舎での鹿児島実ナイン。寮にいるときも、こんな感じかなぁ…】
August 13, 2008 10:36 PM
