2008年08月08日
チームを支えた酒田南・山本キャプテン
今日、印象的だったのは、酒田南のキャプテン、山本耀志君でした。福井商に1対6と敗戦しましたが、このチームを影で支えていたのは山本君と西谷監督の絆でした。
昨年秋、新チーム結成当時は、練習試合で負けてばかり。
キャプテンは監督の怒られ役。「いつも、こんな弱いチームはない、と言われて、怒鳴られてばかりでした」。
夏休みには、練習態度が悪い、と練習途中で監督が怒って帰ることも。
「監督と選手との間に距離ができて、その狭間でずいぶん悩みました」。
頼る人がいない。どうしたらいいかわからない。とにかく、選手たちの声に耳を傾けよう、と、何度も何度もミーティングを開いて意見を聞きました。監督にも何度も頭を下げに行きました。
「男として、何とか強いチームにして見返したかった」
冬場、チームが少しずつ厳しい練習にも耐えられるようになり、春には勝てるチームが生まれました。
そして、夏の県大会で優勝。
「甲子園出場が決まったとき、監督が“よく頑張ったな”と握手をしてくれたんです。それが本当に嬉しかった。監督に褒められたことなんてなかったので…。ここまで頑張ってきて本当によかったと思いました」。
今、この苦しかった1年間を振り返って、監督の愛情に支えられていたのだと実感しています。そんな山本君を見ながら「本当に、このチームのために、めちゃくちゃ頑張った子ですよ。勝たせてあげたかったです…」と西原監督は山本君を褒め称えました。
「監督ともっと一緒に野球がしたかった…。でも、この3年間に悔いはありません…」
負けはしたけど、その数倍大きいものを手に入れた。
監督との絆が山本君を大きく成長させていたように見えました。
August 8, 2008 08:57 PM
