ヨシネーのひとりごと

プロフィル

★本名:保坂淑子(ほさかよしこ)。秋田県出身。★経歴:日刊スポーツ出版社在籍中は、「プロ野球ai」「輝け甲子園の星」のデスク担当。平成14年、退社しフリーに。現在は「プロ野球ai」デスク担当。「輝け甲子園の星」では“ヨシネー”として連載を持つ。甲子園には春5回、夏10回(記者として)出場!?プロ野球、アマチュア野球を中心に執筆中。

2007年04月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

バックナンバー

エントリー

RSSフィード

Powered by
Movable Type 3.34


2007年04月02日

常葉菊川、仲良し3人の“1000分の1の1打”

4-2-B.jpg「アイツの今日の一打は1000分の確立ですよ」
9回表、同点のタイムリー二塁打を放ち試合後、たくさんの記者に囲まれる浅原将斗君(一塁・3年)を見ながら山田京介君(内野・3年)と久保田淳哉訓(外野・3年)が笑って話してくれました。
 昨秋の東海大会までは4番。でも、打撃不振から明治神宮大会以降は控えに。以後、ひたすら練習をしてきましたが、なかなか結果が出ず。このセンバツでも背番号13。一塁の控え選手に回っていました。そんな浅原選手の一打に、チームは大盛り上がりでした。
 浅原君、山田君、久保田君の3人はクラスも一緒で大の仲良し。浅原君はおっとりした性格でイジラレキャラ。2人が浅原君をイジって笑うと、チームも盛り上がるのだとか。この日のベンチでも、浅原君が8回から一塁の守備に入った瞬間、
「ビビッてんのか~!」「オマエんとこ、飛んでくるぞ~」と2人からの熱~い!?野次が飛んできます。
普通、野次って相手チームに言うのにね(笑)。とはいっても、いつもグラウンドで最後まで残って練習しているのはこの3人。このセンバツに入ってからも、夜はホテルで一緒に素振りを続けていました。「最近になって、素振りがいい感じだったんです」と浅原君。体にぐっとひきつけて、しっかりと踏み込む。その手ごたえをつかんでいたのです。そして、もう一つの課題。それは、気持ち。考えて悩みすぎるのがバッティングにも影響を与えていました。
「前よりは打てる気がしていました」。
浅原君にはちょっとだけ悔しい思いがありました。これまでの3戦で山田君、久保田君は試合に出場。ただ一人だけ出ていなかった自分。少しずつ心の中に湧き上がってきた昨秋までの4番の意地。
「これまで、試合に出るっていいな~って思ってベンチからみんなを見ていました。俺も早くでたかった。このチャンス、無心で思い切りいこうと思いました」

 1000分の1の確立でも、1000倍の価値のある一打。この半年の思いのこもった1本には喜びもたっくさんつまっていたね。ベンチに戻ってきたときに、二人から「ナイスバッティング」と迎え入れられたときの3人の顔は、今日イチの笑顔でした!

写真左から久保田淳哉君、浅原将斗君、山田京介君。やっぱり、浅原君はイジラレキャラなのね…(笑)!

April 2, 2007 07:23 PM