ヨシネーのひとりごと

プロフィル

★本名:保坂淑子(ほさかよしこ)。秋田県出身。★経歴:日刊スポーツ出版社在籍中は、「プロ野球ai」「輝け甲子園の星」のデスク担当。平成14年、退社しフリーに。現在は「プロ野球ai」デスク担当。「輝け甲子園の星」では“ヨシネー”として連載を持つ。甲子園には春5回、夏10回(記者として)出場!?プロ野球、アマチュア野球を中心に執筆中。

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2007年03月31日

熊本工、元気な2人のブルペンキャッチャー

3-31.jpg「ビシ!」「ビシ!」熊本工のブルペンでは、いつもミットに入るボールの音が2つ響いています。今日の試合でも、控え投手の後藤崇広君(投手・3年)と攻撃の間は今村幸志郎君(中堅・3年)がブルペンで並んで投げていました。その2人の球を受けるのは、2年生捕手の川村宗平君(捕手・2年)と坂田竜徳君(捕手・2年)。この二人、ともに、この甲子園でベンチ入り。控え捕手ですが、試合ではブルペン捕手として頑張っています。

 入学したときから、二人はライバルでした。「肩が強いヤツだな」と坂田君。「ごっついヤツだな~」と川村君。お互いを意識をしながら、熊本工での野球が始まりました。
「いつも、どちらかがバッティングをし始めると、それを見てもう一人も慌ててバッティングを始める。ティーをすれば、もう一人も。ブルペンに入れば、もう一人もブルペンへ。とにかく、いつも意識して練習しているんですよ」と後藤君は言います。

 そんな二人も、実は大の仲良し。昨年、ケガをしていた坂田君を励まし続けたのは、川村君でした。「ライバルだけど、友達。一緒に頑張っていきたいですから」とニッコリ。ライバルであっても相手をいたわる心を持つ。二人はいい友達なんだね。
「僕は、声の大きさ、元気では川村に負けません! 今は、監督、ピッチャーのホットラインとして頑張ってます!」と坂田君が言えば、「肩の強さ、技術面では負けません!」と川村君。監督も、ブルペンでしっかりと投手を作ってくれる二人に、信頼を置いています。この日の試合も、5回2/3の場面で、監督は川村君をベンチに呼び寄せて言いました。
「川村さん! 心の準備はできてますか?」(監督)
「はい! 大丈夫です!」(川村)
元気イッパイに答え、マウンドに送りだした今村幸志郎君は9回にこそ2失点したものの、8回まで無安打に抑えてくれました。次の試合も、熊本工のブルペンでは、元気イッパイにピッチャーを盛り立てる二人の姿が見られるのかな。二人が自信をもって、マウンドに送り出すピッチャー。熊本工の投手陣はバッチリだね!

 さぁ、坂田君、川村君! 今年の夏、秋はそれぞれ背番号は何番をつけてますか?
「2番です!」
二人、声を揃えて答えてくれました! 背番号2をつけて、この甲子園の大舞台に立てるのはどっちか? 二人のライバル物語はまだ、始まったばかりなのかもしれませんね。

写真は左から、川村宗平君、二殿史一君、坂田竜徳君、沼田龍正君


March 31, 2007 07:14 PM