2006年03月23日
センバツ開会式、伊万里商、一人立ちの春
さぁ、いよいよセセンバツが始まりました! ちょっと雨模様の甲子園。でも、選手たちの元気でいつの間にか少しずつ晴れがのぞく空に。開会式では選手たちが元気に行進しました! う~ん、私はこの瞬間が大好き! だって、勝者も敗者もない。み~んな、晴れ晴れとした表情なんだもん。早速、開会式、行進直前の選手たちが控える室内練習場に潜入! 選手たちは、他チームの選手たちと記念撮影会。憧れの選手から、注目選手。シニアで一緒だった選手との久しぶりの再会、ととっても賑やかでした。
秋田商の佐藤洋君(投手・3年)に「ファンなんです! 一緒に写真撮ってください!」とPLの前田健太君(投手・3年)。昨夏の甲子園でのピッチングを見て好きになったとか。「…え…前田君のほうが有名人なのに…!?」とビックリの佐藤君でした。どちらも今大会注目の投手。対決はあるのかな!?
早速行われた1回戦。第3試合智弁和歌山対伊万里商戦。伊万里商の中村裕輔君(二塁・3年)は、試合が始まっても、夢の大舞台にガチガチに緊張していました。「お父さんは…お母さんは…」中村君が気持ちを落ち着かせようとした行動は、スタンドの両親の姿を探すこと。秋季大会も毎試合、そうやって両親の姿を見ては気持ちを落ち着かせていました。しかし、甲子園の広いスタンド。たくさんのお客さん。両親の姿は見つかりませんでした。そう、この大舞台が一人立ちの時です。(写真、前列右から2番目中村君)
2回表、中村君の第一打席、「どこかで見ていてくれる」そう、心に言い聞かせて自分に自信を持ってバッターボックスへ。打った球は見事にライト前へ。一塁ベースにたったその姿は、とても誇らしく。そして大きく見えました!
試合後、中村君は心から言いました。「試合には負けたけど両親には“ありがとう”といいたいです」(0対4で敗戦)
自宅から学校に通っている中村君。いつも食事、洗濯など身の回りの世話は両親がしてくれます。でも、今回甲子園出場のために大阪入りしてからというもの、身の回りのことは自分でやらなくてはなりません。
「いつも練習で夜遅く、10時すぎに帰って食事を作ってもらって、練習着はそのまま洗濯機へ。翌日は朝練習に出るために6時には家を出る。支えてくれる両親の大変さがわかりました」
一人立ちした春。夏はさらに大きくなって、両親に1勝をプレゼントできるといいね。
今日は、甲子園に東北高校OBの真壁賢守君(東北福祉大・投手・2年)が試合を見に来ていました。東北福祉大は現在大阪遠征中で今日はオフ。1年半前の夏以来の甲子園です。「いつもの甲子園が、こうしてOBになってくると変な感じですね」現役時代は春、夏5期出場。甲子園はもうすっかり慣れたところのはずなのに、OBとしてくるとちょっと違う場所に見えるそう。球場の前で写真を撮ったり、球場内の神社でお守りを買ったり…。ちょっとした観光気分。でも…「やっぱり甲子園は高校生として来るところ。トーナメントを勝ち抜く良さ、緊張、勝負勘。そのすべての魅力がこの甲子園にあるんですよ」としみじみ~。現在は先発として投げている真壁君。2段モーションを矯正中で制球難に。でも、フォームをしっかり固めて、春のリーグ戦の優勝。そして神宮大会を目指しています。
March 23, 2006 01:25 PM
