ヨシネーのひとりごと

プロフィル

★本名:保坂淑子(ほさかよしこ)。秋田県出身。★経歴:日刊スポーツ出版社在籍中は、「プロ野球ai」「輝け甲子園の星」のデスク担当。平成14年、退社しフリーに。現在は「プロ野球ai」デスク担当。「輝け甲子園の星」では“ヨシネー”として連載を持つ。甲子園には春5回、夏10回(記者として)出場!?プロ野球、アマチュア野球を中心に執筆中。

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2005年10月25日

国体 日大三、背番号1のスコアラー 決勝戦前の駒大苫小牧と遊学館

10-25-1.jpg準決勝、日大三対遊学館。3対6と遊学館がリードして迎えた9回表。日大三のベンチの中からは、「雅也にまわせ~!」の大きな声が響いていました。(写真は左から日大三、関洋平君、加藤聖也君、大塚紘晃君)
国体は、3年生にとって最後の大会。日大三の小倉監督は、最後の公式戦、3年生を全員試合に出してあげたい、と思っていました。だからといって勝敗をあきらめるわけではありません。点差や、状況を的確に判断し、代打などで出場させていました。最後にたった一人。出場していなかったのが、エースの加藤聖也君でした。加藤君は、夏の甲子園以来、肩を壊しピッチングができない状態。試合には出られない。「みんなのためにできること」と、自ら志願して、ベンチでスコア書きを買って出ていました。ベンチでスコアを書きながら、プレーする選手たちに大きな声で声援を送る背番号1。そんな姿を見ながら、選手たちも、「聖也が肩を壊しているなら、代走で試合に出してあげよう!」回が進むごとに、選手たちがそう口にし始め、迎えた9回。先頭バッターの江原真輔君がライト前ヒットで出塁! 「代走、加藤聖也君」球場アナウンスが流れる中、全員が作ってくれたこの舞台に、聖也君は笑顔でベンチから飛び出してきました。 やった! よかったね、聖也君! 記者席にいた私も、思わずガッツポーズをしちゃいました(^^♪ 

結局、日大三打線はこの回は得点できずに、ゲームセット。でも、試合後日大三ナインは、すがすがしい表情でした。10-25-2.jpg「みんなで聖也を出してあげようって一つになれた。3年間、最後の試合。全員野球で終わることができて満足です」と主将の中山怜大君。
 みんなで頑張ってきた3年間。全員で戦った最後の大会。国体らしい試合に、心がポッとあたたかくなりました(^^♪ (写真は試合後の日大三、遊学館。終わってからも仲良く話しができるのも、国体ならでは!)

10-25-3.jpg夜は、明日の決勝で対戦する、駒大苫小牧と遊学館の宿舎に行ってきました! 国体は、いくつかのチームが同じ宿舎になることも。なんと、この両チームは同じ宿舎なのです。大会も4日目。すっかり仲良くなった両チーム。明日は、どんな試合を見せてくれるのかな~!

October 25, 2005 11:30 AM