ヨシネーのひとりごと

プロフィル

★本名:保坂淑子(ほさかよしこ)。秋田県出身。★経歴:日刊スポーツ出版社在籍中は、「プロ野球ai」「輝け甲子園の星」のデスク担当。平成14年、退社しフリーに。現在は「プロ野球ai」デスク担当。「輝け甲子園の星」では“ヨシネー”として連載を持つ。甲子園には春5回、夏10回(記者として)出場!?プロ野球、アマチュア野球を中心に執筆中。

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2005年07月01日

オレたち、秋田経法大付のロクレンジャー!?

0701-1.jpg今日、休暇を利用して、秋田に秋田経法大付の練習を見に行ってきました(^_^)! 松岡純平君、そして佐藤卓真君のMAX140kmを越えるダブル右腕を擁し、春季高校野球大会では秋田県優勝。東北大会では準決勝進出。秋田県内で大注目の秋田経法大付。さてさて、噂のダブルエースってどんな選手? 今年はどんなチームなの? そんなワクワク感イッパイでグラウンドへ。
「今年は、明るさと気持ちのつながりがあるチーム。苦しい試合展開にこそ、みんなで声をかけあっていかに明るく頑張ろうといつも話しあっています」とキャプテンの工藤勝秋君(一塁・3年)。秋までは、苦しい試合展開になるとそのまま流れを引き寄せられずに負けてしまうこともたびたび。持ち前の元気と明るさ――。それを常に味方につけて戦いたい。それが今の“自分らしさ”なのだから。そのために、冬からは厳しい練習にも、お互いに積極的に声をかけあって頑張ってきたといいます。「最後の夏、絶対にみんなで甲子園に行こうと言い合っています」。(工藤君)
さて、今日は経法大付の主力6人、名付けて「ロクレンジャー」をどどーんと紹介しちゃいましょ~!

0701-2.jpgチームを引っ張るのは、松岡純平君、そして佐藤卓真君の両投手。春の大会でエースナンバーをつけた松岡君(写真左)は、最速144kmのストレートとスライダー、カーブでグイグイ押していく右腕。全身のバネを使って伸びのある球を投げ込みます。
「スタミナが足りなくて後半、バテてコントロール、バランスを崩してしまうことが課題だったんですが、冬場のトレーニングで体力アップして、球数を多く投げられるようになってきました」体が反ってしまうクセも、現在はブルペンでの投げ込みからフォームを意識して投げるように。東北大会では四球0。「先発で思い切り投げても、後ろには卓真がいるから頼もしい。やるからには背番号1で。この夏は思い切り投げ込みます!」

松岡君が“頼りにしている”というもう一人の右腕、佐藤卓真君(写真右)は、MAX142kmのストレートとスライダー、カーブ。そしてフォークで緩急をつけたピッチングが持ち味。昨年、夏の大会が終わってから内てん筋を痛め約1ヶ月間、リハビリ。「その間、ずっと走りこんだおかげでフォームのバランスがよくなり安定感が出てきました」1年、そして2年の夏の秋田県大会。佐藤君が登板して敗戦。「3年生に申し訳なくて…とにかく悔しかった。今年こそはその借りを返したいんです」
この2年半。苦しいときも、楽しいときも。いつも同じ時を過ごしてきたチームメート。そしてエース番号を争ってきたライバル。「背番号は何番でもかまわない。とにかくマウンドに上がったヤツがエースだと思っています」と卓真君。
 そういえば、去年の東北もエース番号のダルビッシュ君と18番をつけた真壁君。両エースの活躍がチームを勝利に導いていたっけ。今年の秋田経法大付はこの両エースが勝利に導くのでしょうネ!

0701-3.jpgさて。この二人を囲む選手たちも強力です。(写真後列左から笹川君、餅君。前列左から菅原君、工藤君)田中亮監督が「バッティングと、3番手の投手としても期待している選手です」というのが餅祐介君(右翼、投手・3年)。もともと投手でしたが、松岡、佐藤の両投手の影でなかなか登板機会がありませんでした。しかしバッティングの良さを見込んで今年の冬から外野を兼任。「試合に出られるのならどのポジションでもいい」小さい頃からの夢、甲子園出場を果たすときがきました。

菅原弘尭君(遊撃・3年)は、チームイチの努力家。昨年、春はメンバーに入っていたものの、夏の大会では選ばれませんでした。なぜ外されたのか。どうすればメンバーに入れたのか。涙が止まりませんでした。そんなとき、田中監督に言われた言葉が「守備とバントを頑張りなさい」。全体練習が終わると、グラウンドにラインカーでマウンド方向に円を書く。そこにめがけて、ひたすらバント練習。昨年の秋、右の人差し指骨折中にも、タイヤ引きで走りこみ。リズムスクワット1000回、と下半身強化に力を入れました。今年に入ってバントはノーミス。守備でも打球への恐怖心もなくなり、信頼できる選手に成長しました。「県大会で優勝して監督さんを胴上げしたい!」。菅原君にとって、ここまで支えてくれた田中監督への恩返しの夏がきます。

秋田経法大付の1番バッター、俊足巧打の切り込み隊長は笹川信洋君(中堅・3年)。「去年の秋はパワーがなくて打球が内野の頭を越えなかった。打順も9番でした」そこで、冬は1日おきのウエートトレーニングでパワーアップ。昨秋は60kgしか上げられなかったベンチプレスも今では80kgに。「しっかりミートできるようになり、スイングスピード、打球も速くなりました」春から打順も1番に。「チームの先頭をきって、まっさらなバッターボックスに入れるのが気持ちいいです」とニッコリ。

0701-4.jpg実に9年ぶりとなる夏の甲子園出場に向け、投手力、そして攻撃力が整った秋田経法大付。さぁ、夏の県大会に向けスタンバイOK! 元気イッパイ甲子園でみんなに再会したいなぁ…o(^-^)o

July 1, 2005 05:09 AM