2005年04月16日
法大、松浦君。主将になって運命が変わる!?
今日の神宮で、一番緊張していたのは、きっと、この選手でしょう。法政大の主将、松浦健介君(4年・一塁)です。法政大、主将として迎える初めてのリーグ戦、初戦です。「緊張? …うん、ちょっとしてるかな。でも、試合が始まれば大丈夫ですよ」とニッコリ。そういえば…。マツは、横浜高校時代は1年からベンチ入り。2年夏、甲子園ではベスト8。2回戦の佐賀北戦では夏の甲子園通産900号となる本塁打。3年夏の甲子園。チームはベスト4に進出するも、県大会まで4番を打っていたマツはそのプレッシャーから甲子園では準々決勝までノーヒット。準決勝の日大三戦では、スタメンを外され9回表で代打で登場。スリーベースを放ち、横浜4番の意地を見せてくれましたが、時すでに遅し。7対6で敗退。「甲子園では、4番の働きを全然できなかったのが悔しい」と、涙を流した試合後が今でも心に残っています。
その夜。3番を打ち同じくチャンスで打てなった杉浦亮太君(青学大・4年)と一緒に、監督の部屋のドアをたたいたそうです。「監督、打てなくて…すいませんでした…」と、頭を下げる二人に、渡辺監督は、こういいました。「3年間、よくがんばったじゃないか。いいんだ、いいんだ。これからも頑張りなさい」そう言って。いつも怒ってばかりだった監督が初めて二人に微笑みかけたのだそうです。
「あのときの監督の言葉と、笑顔は忘れません」とマツ。
大学入学後も、甲子園での悔しさと。そして、監督の言葉を胸に頑張ってきたマツ。1,2年時は、シニア、高校の先輩でもある後藤武敏君(現西武)とぺアを組み練習に励んできました。その“ごっちゃん”こと後藤君も4年時は主将。「後藤さんも、主将をやってよかった。成長できたと言っていました。僕もそうなりたいと思います」チーム全体に目を配ることによって、自分の気持ちに余裕ができ、野球にも余裕が出てきたとか。「今年は何かが違う。頑張ります!」そういって、胸を張ってグラウンドに飛び出していったマツ。高校野球をステップに、大きく成長した姿がとっても頼もしく見えました。
April 16, 2005 12:56 PM
