ヨシネーのひとりごと

プロフィル

★本名:保坂淑子(ほさかよしこ)。秋田県出身。★経歴:日刊スポーツ出版社在籍中は、「プロ野球ai」「輝け甲子園の星」のデスク担当。平成14年、退社しフリーに。現在は「プロ野球ai」デスク担当。「輝け甲子園の星」では“ヨシネー”として連載を持つ。甲子園には春5回、夏10回(記者として)出場!?プロ野球、アマチュア野球を中心に執筆中。

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2005年04月03日

神村学園・天王寺谷君。メンタルトレーニングで“打てる”とリセット!

三塁へヘッドスライディング! すぐに立ち上がって大きくガッツポーズを見せた神村学園の主砲、天王寺谷亮君。初回、1死一、二塁。初球のチェンジアップを深々と破るタイムリースリーベースで、先制点をたたきだしました。「昨日の沖縄尚学戦では、打てなかったので、今日は絶対に打ってやろうと思いました」0403-1.jpgベスト8までの2試合は、7打数4安打3打点とチームの勝利に貢献。でも、前日の沖縄尚学戦では無安打でした。「昨日のことはリセットして試合に臨みました」
去年の夏までは、調子が悪いと下を向き、気持ちを引きずって打てない試合が続きました。でも、そこで天王寺谷君を変えたのは1年から続けていたメンタルトレーニング。少しずつ効果を現してきたのです
「次へ次へを合言葉にしてきた。気持ちをすぐに気持ちを切り替えて、自分は絶対に打つ、という気持ちで打席に立てるようになりました」
 「一緒に甲子園に出よう」という長沢監督の情熱に引かれ、一時は反対した両親を、「僕の人生」と振り切り兵庫県から鹿児島へ野球留学。
「甲子園に出て、兵庫に帰るのが僕の目標でした」。親元を離れた寂しさを、バットにぶつけ練習に励んできた。「優勝は結果。全力でやるだけです」明日は、家族、そして中学までの友達の声援の前で、技術、精神的に大きく成長した姿を見せるつもりです!
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写真は、神村学園、決勝前日の宿舎取材にて。全員の思いは一つ。優勝です!

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0403-2.jpg夜、取材に伺った愛工大名電宿舎では、選手たちはリラックス。「昨年のセンバツで準優勝してから、優勝を目指してやってきましたから。もう目指すは優勝しかありません」と左翼手の小島宏輝君(写真左)。おっとりしている性格の選手が多い今年のチーム。倉野監督は、日ごろから選手たちに「野球は生活から。生活は野球から」を言ってきました。昨年、新チーム発足後の夏休み。動きがのんびりしている選手たちに監督は「立ってメシを食え!」と指示。「約2週間ほど、朝食と昼食は、全員立って食事していました。厳しい練習の毎日で辛かったですね」(小島君)。普段の生活から機敏に動くことで、野球も素早い行動につながる、というわけです。「普段は15分前行動が決められているんですが、今では30分前、40分前にグラウンドにそれぞれが出て整備をするようになったし、練習の取り組む姿勢も、積極的になっていきました」(小島君)まさに監督のいう、「野球は生活からー生活は野球から」が、今のチームを作りあげたのですね。
今年はバントの名電の野球に加え、足の速い選手も多く機動力、佐々木孝徳君、堂上直倫君の長打力打者の成長。斉賀洋平君という絶対的なエースと2番手投手十亀剣君の成長。
1年間待ち続けたこの日。この日のために頑張ってきた。去年の悔しさを晴らすために。
愛工大名電の選手たちは、明日、悲願の優勝に向かいます。

April 3, 2005 01:21 PM