虎番ブログ

2008年02月18日

キャンプ地、沖縄に一本化すべき:田口真一郎

 阪神の第1次キャンプは1軍が沖縄・宜野座で2軍は高知・安芸と分離している。星野政権2年目の03年からで、ここ数年は沖縄に2軍も移すプランが何度も聞こえてくるが、実現には至っていない。候補に挙がっている恩納村・赤間運動場の設備の問題や安芸との長年の付き合いがその理由にあるようだ。安芸がいいとか悪いとかではなく、早く沖縄に一本化すべきではないか、と思う。

 今年の沖縄キャンプには、新人選手は1人もいなかった。じっくりと体作りに励んでほしい、と岡田監督が配慮してのことだが、1、2軍振り分けの前に球団関係者からこんな声を聞いた。「白仁田は沖縄に連れて行ってほしいんだが…」。これは1軍を経験させるというよりも、コンディションを考慮しての願いだった。大学・社会人ドラフト1巡目の右腕は昨年、右肩を痛めた。順調に回復しているものの、まだ無理はさせられない。今年は悪天候に悩まされた沖縄だが、それでも本州よりは温暖で、故障明けの体にはやさしい。結局は1軍選手だけの沖縄キャンプに入ると、オーバーペースで逆効果になる可能性もあり、安芸スタートになった。2軍も沖縄で練習すれば、そんな心配もなかった。

 リハビリ選手だけではない。新人右腕の石川が安芸で評価を上げている情報が入ってきたが、同じ沖縄県内ならば、1軍首脳もすぐにチェックできたし、16日の日本ハム戦で登板させることもできただろう。石川自身も1軍レベルを早く肌で感じことができ、次のステップが踏める。距離が近ければ、当落線上の選手の競争意識もさらに高まるはずだ。

 阪神は17日に沖縄キャンプを打ち上げた。これから安芸の2次キャンプに舞台を移す。那覇→高知の直行便は2日に1便。不便な交通に、モノ思わずにいられなかった。

February 18, 2008 10:47 PM

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