虎番ブログ

2007年12月10日

星野ジャパンを支えた阪神応援団:田口真一郎

 星野ジャパンの取材で台湾に行ってきた。会場の洲際野球場で試合前の練習を見ていると、知人とばったり再会した。日本で10年近くも会っていなかったのに、異国の地で名前を呼ばれるなんて不思議な話だ。その知人が妙に関心している。「阪神の応援団って、さすがだ。少ない人数でうまく日本のファンをまとめ上げていた。あの仕切りはすごいよ」。

 NPB(日本プロ野球組織)が各球団の公認応援団に募集をかけ、コンペを実施。その結果、阪神タイガース応援団が初めて日本代表の公認応援団に選ばれた。アジア予選で、久保芳秀代表(46)を取材。このときお願いされたことがある。「ここに来るために、全国の阪神の応援団400人以上からカンパをしてもらった。すごく助けになった。このことを、書いてくれませんか?」。公認されたのはいいが、旅費が出るのは5人だけ。「5人は無理だから、10人にしてもらえないか?」とコンペに応募する段階でNPBに頼んでいたが、認められなかったという。

 開幕カード「台湾-韓国」を見たときに、想像以上の大応援団で敵地の厳しさを肌で体感した。日本は大丈夫か、という不安を打ち消してくれたのは、阪神応援団の奮闘だった。同じ敵地ながら韓国はチームカラーで統一したり、チアガールを連れてくるなど段取りが良かった。一方で、日本は応援団の技術があったから形になったが、当事者たちの負担は相当のものがあっただろう。公認から出発まで時間があまりなかった、とも聞いた。注目度の高かった大会だ。しっかりと段取りを踏めば、もっと日本らしい応援ができたはず。北京五輪もNPBが公認するなら、しっかり連携して、より良いものにしてほしい。彼らも日本代表なのだから。

December 10, 2007 12:03 AM

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