2007年11月12日
一流プロの共通点は野球も芸人も一緒:福岡吉央
お笑い芸人からプロ野球選手へと取材対象が変わって1週間あまり。環境の変化には戸惑いも多いが、初体験のキャンプ取材で、芸人とプロ野球選手の1つの共通点を見つけてきた。
それは「一流のプロは必ず陰で努力している」ということだ。一流芸人は人に見えないところできっちりとネタ合わせをし、舞台では完成された笑いを全力で客席にぶつける。これはプロ野球選手も同じだった。
安芸市営球場に隣接する室内練習場。練習を終えた選手たちは、トレーニング室で黙々とウェートに励む。そしてこの部屋にこもったきり、いつもなかなか出てこないのが鳥谷だった。このキャンプでは、同じ内野を守る後輩の大和に「もっと太くならないと」とアドバイスを送っていたが、その陰では自身も毎日2時間以上、みっちりと体を鍛えていたのだ。
広沢打撃コーチが言っていた。「努力することも才能の1つ。センスがありながら、色んな誘惑に勝てずにこの世界を去っていった選手も多いからね」。
鳥谷は今季、遊撃手としての連続フルイニング出場の新記録を打ち立てながらも、9月下旬にその記録を398試合で途切れさせてしまった。その悔しさは計り知れず。今はケガに耐えうる体作りに必死なのだろう。トレーニング室から出てくる鳥谷の真剣な表情に、声を掛けることすらはばかられることもあった。
November 12, 2007 10:11 PM
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