虎番ブログ

2007年07月09日

勝負事は礼に始まり礼に終る「シモ・ネタ」:町田達彦

 これぞプロ! というシーンやプレーに数多く立ち会うことが、野球記者をやっている喜びだろう。2年ぶりにカードを勝ち越した7月6日からのナゴヤドーム。鬼門の敵地で最もプロらしさを感じたのは、初戦先発の下柳投手だ。ただし投球ではなく、3戦目の試合前のあるヒトコマで。

 ドームに入ると、2日前のヒーローは打撃ケージ後ろの中日落合監督に恐縮しながら歩み寄った。落合監督が気づき、さっと右手を出して固い握手。そこからしばし談笑していた。

 1戦目の力投は、史上最高齢到達のプロ通算100勝目。試合後に花束をもらい、場内インタビューに応じた。敵地ながら粋な計らいに、感謝を告げたのだろう。翌2戦目ではなく1日、間を置いた3戦目の前に…という敵将への配慮に、この世界で長く飯を食う男のデリカシーを感じた。そういえば落合監督も敗戦後「シモにやられるときはこんな感じになる」と恨み言の1つもなくさっぱり。日本ハム時代に現役で重なっていることもある2人に、勝負事は礼に始まり礼に終わるを見た。

 えっ、今回はえらい堅苦しい話だなと? 「シモ・ネタ」や「オチ」は織り込んだつもりですが…。

July 9, 2007 02:16 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/11760

このリストは、次のエントリーを参照しています: 勝負事は礼に始まり礼に終る「シモ・ネタ」:

» スポーツ選手とブログ from 俺とロック
私はかなりのトラキチなので、タイガース関連の選手からコーチ、引退した解説者のブロ [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年07月11日 10:31

» 短冊に願い事 もちろん髭武者の100勝目 from ++たかが野球 されど野球やねん++虎を想ふ
鬼門 名古屋ドームのマウンドで [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年07月16日 23:16