虎番ブログ

2007年03月19日

太陽とキャッチボール:今井貴久

 太陽とキャッチボールをした。春季キャンプ打ち上げ翌日の3月2日。休日返上で鳴尾浜球場に姿を見せ、剛球を受けるチャンスが訪れた。大学時代に硬式野球部に所属していたという空虚な自信だけで、グラブを左手に付けた。

 速いのではなく、怖い。ボールの回転は本当に音を立てて、せり上がってくる。「うまいですね」とお世辞をもらっても、捕球する体は自然と後退していった。プロ選手の球を受けるのは初めてではなかったが、いつも触れ合いは野球をかじっていたというプライドをズタズタにされる。

 太陽の勝負は続いている。一方、我々は「当確」だ「絶望」だと書く。だが本当に伝えるべきことは、「プロのすごみ」ではないだろうか。グラウンドでは、通常ではあり得ないスピードや駆け引きがあふれている。今も残る左手の痛みを忘れず、開幕を描きたい。

March 19, 2007 07:44 PM

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