2007年03月12日
桟原の黄色い声援に岡田監督チクリッ:町田達彦
言葉は大事だ。さりげない一言に、岡田監督の将としての器を感じた。甲子園でのオープン戦の試合前。ベンチで監督を囲んでいると、グラウンドへのファンの声援がよく聞こえてくる。その日は「サジキハラさ~ん」という女性の呼びかけを背に浴びつつ、桟原投手がベンチに現れた。
失礼ながら、万人が認めるイケメン系とは違う。どちらかといえば個性派の桟原に飛ぶ黄色い声援。監督が「どうしたん、サジ、モテるな」といじくると、報道陣は爆笑し桟原本人もしきりに照れ笑いだ。
だが、続けて一言。「そうか、お前、独身やもんな」。説得力のあるマトメで、その場が丸く収まった。桟原も男のプライドを保てたし、些細なことかも知れないが「監督はちゃんとオレのことを分かってくれている」と思ったはずだ。果たしてその日の試合で独身貴族右腕は2回をパーフェクトに抑えた。
人を動かせる一言が言えるかどうかは、ずばりセンスだろう。ちなみに我が虎番では酒井記者だけが独身。彼がモテても、平然と構えていられる男に、わたしはなりたい。
March 12, 2007 05:42 PM
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