虎番ブログ

2006年12月18日

短髪井川も案外いいかも…:酒井俊作

 『ニューヨーク』のキーワードが耳に入ると、意味もなく色めきだつ。他紙の阪神担当ともあいさつ代わりのように「ニューヨークに行くんか」と、言葉を交わす日々だ。井川である。ヤンキースである。先日、テレビを見て、最も新鮮だったのは、次のくだりだ。

 アナウンサー ヤンキースは規律が厳しく、ヒゲや長髪を禁止していますが?

 井川 そういう話も聞いていますけど、ちゃんとします。

 これまで頑なに髪を切らなかった井川が「イメチェン」しようとする姿勢から、新天地での熱意が伝わってくる。11月末、来日中のバース氏を取材したときの言葉が脳裏をよぎった。

 「向こうの文化と戦うのか親しむのか。それで差が出てくる。やれるなら自分のポリシーを貫けばいい。無理なら従うしかないさ」

 阪神で成功する外国人もまた、馴染もうとする努力を重ねている。シーツは今年の夏、日米の野球文化を比較した『和をもって日本となす』(ロバート・ホワイティング著)を読み込んでいた。ウィリアムスは赤ちゃんが産まれた球団スタッフにベビー服をプレゼント。お礼に果実ジュースセットを送られると「何でオレにギフトなんだ?」と苦笑いしていたという。そうやって溶け込んでいた。

 個人的には長髪でも何でもいいと思う。髪型で野球をするものではないから。でも、短髪の井川も…。案外いいかもしれない。

December 18, 2006 09:17 PM

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