虎番ブログ

2006年12月25日

岡田監督「恋」と「愛」どっち派?:吉富康雄

 どこからネタを仕入れているのか、と思う。先ごろ、岡田監督と各紙のトラ番キャップの忘年会が行われた。グラウンドでのポーカーフェイスからは想像がつかないが、手品や意外な雑学で場を盛り上げるのは岡田監督の得意技だ。

 その夜もそうだった。「このカラオケの機種は点数が出にくいんや。客が嫌がるし、変えた方がええよ」とママさんにシブいアドバイスを送ったり、記者には「お前は『恋』と『愛』、どっち派や?」と質問。となりの記者が「ピュアな感じは恋ですかねえ」などと答えると、「やっぱりな」とニヤリ。「お前は“下心”があるからな。愛という字は『心』が真ん中にあるやろ。そやから真心があるのは『愛』や」。

 酒の席に何度か同席させてもらったが、岡田監督はこの手の話をいくつも持っている。「知らんのか」と記者をやり込めるのも得意としている。そんなこんなでガス抜き? をしながら「軌跡の猛追」を演出した今季の岡田監督。1年間、本当にお疲れ様でした。来年は勝利の美酒と、新ネタを楽しみにしております。

December 25, 2006 05:30 PM | トラックバック (0)

2006年12月18日

短髪井川も案外いいかも…:酒井俊作

 『ニューヨーク』のキーワードが耳に入ると、意味もなく色めきだつ。他紙の阪神担当ともあいさつ代わりのように「ニューヨークに行くんか」と、言葉を交わす日々だ。井川である。ヤンキースである。先日、テレビを見て、最も新鮮だったのは、次のくだりだ。

 アナウンサー ヤンキースは規律が厳しく、ヒゲや長髪を禁止していますが?

 井川 そういう話も聞いていますけど、ちゃんとします。

 これまで頑なに髪を切らなかった井川が「イメチェン」しようとする姿勢から、新天地での熱意が伝わってくる。11月末、来日中のバース氏を取材したときの言葉が脳裏をよぎった。

 「向こうの文化と戦うのか親しむのか。それで差が出てくる。やれるなら自分のポリシーを貫けばいい。無理なら従うしかないさ」

 阪神で成功する外国人もまた、馴染もうとする努力を重ねている。シーツは今年の夏、日米の野球文化を比較した『和をもって日本となす』(ロバート・ホワイティング著)を読み込んでいた。ウィリアムスは赤ちゃんが産まれた球団スタッフにベビー服をプレゼント。お礼に果実ジュースセットを送られると「何でオレにギフトなんだ?」と苦笑いしていたという。そうやって溶け込んでいた。

 個人的には長髪でも何でもいいと思う。髪型で野球をするものではないから。でも、短髪の井川も…。案外いいかもしれない。

December 18, 2006 09:17 PM | トラックバック (0)

2006年12月11日

“あくび騒動”謝罪の関本に名刺:今井貴久

 東京から派遣となり1カ月半がたつ。大阪本社の100枚入りの名刺入れは底を突きそうで、渡した数だけ受け止めてくれる側の人柄に触れることができる。

 契約更改交渉での“あくび騒動”を謝罪したばかりの阪神関本が、トークショー後に取材に対応してくれ、名刺を手渡した。

 「東京から来ました今井です」。「そうですか。よろしくお願いします」。

 数秒間、名前を記憶するかのように大きな手の中の厚紙を見つめていた。そして質問を受けながら、ていねいにスーツの内ポケットにしまった。和室で座りながらの時間だったが、アグラの私の横で、関本は正座していた。

 横柄な態度や無礼さに、自分はなかなか気づかない。だが気づかされれば救われる。完全な定位置を奪い取る未来の可能性を信じていれば、謙虚になれるのだろう。東京時代に使っていたあまりの名刺を、処分しようかと思った。

December 11, 2006 04:10 PM | トラックバック (0)

2006年12月04日

寒い中、笑顔でビラ配る能見:栗木一考

 人気球団・阪神のオフはイベントも多く、ファンにとって素顔の選手と触れ合う機会も出てくる。4日もそうだった。場所は阪神・尼崎駅前。この冬一番といわれた寒さの中、1日人権擁護委員に任命された能見が司会の女性と軽快なトークを繰り広げていた。

 少々、年配の女性司会者に「好きな子はいるの?」と聞かれた能見は「一応結婚しているので」とさわやかな笑顔で返す。女性は「やだ、知らんかったわ~♪」と甲高い声で、笑いをとっていた。これが「関西のおばちゃん」のノリか? と思いながら勢いのいい女性司会者の進行にはまり、笑ってしまった。

 寒い中、笑顔でビラ配りをする1日擁護委員。ビラの中にはノートにティッシュと蛍光ペン。そして藤川のカード型のカレンダー。アレ、能見はないの!? そんな突っ込みも頭をよぎったが、笑顔でビラを配る能見の姿を見ながら、こういった活動が阪神のファン層を厚くしていくんだなあと素直に思った。

 ちなみにビラ配りでちゃっかりもらった袋の中のノート。しっかり取材用に使わせてもらいます。これでいい取材をするぞ! 能見投手、来季も活躍していいコメントをいっぱい、書かせて下さいね。

December 4, 2006 11:16 PM | トラックバック (0)