虎番ブログ

2006年05月29日

「J」が指摘…横浜、西武のスパイ?:片山善弘

 35歳からの虎番がたたったのか。どうも白髪が気になる。美容院で薦められるままヘアーマニュキュアなるものに挑戦。選んだカラーは青。とはいっても太陽光線を浴びれば薄っすら分かる程度のものだが、ファーム調整中のウィリアムスに目ざとく発見された。

 「へい、へい、へい。ユーの髪はどうして青なんだい。さてはベイスターズ、いやライオンズのスパイなんだろう」。あげく「タイガースを愛するなら黄色にしてきなよ」ときた。

 まもなく1軍復帰。ひざの再手術前を決断する前のキャンプ中は暗い表情も目立った。だが「不安は一切なくなったよ」と、どこまでもにこやか。体だけでなく心も本来の姿に戻ったようだ。

 意外に知られてないが、とても陽気でお茶目。マウンド上はもちろん、ブルペンのムードメーカーとしても、その存在価値は大きい。誰かさんの髪の色じゃないが「ブルー」な気分だけは似合わない男だ。

May 29, 2006 02:11 PM | トラックバック (2)

2006年05月22日

赤星が覚悟、罪深いですよ村上さん:吉富康雄

 世間を振り回す村上ファンドによる阪神電鉄株取得問題。スポーツ記者の我々もそれなりに振り回されているのだが、表向き、平静を装っているチーム内でもそれは同じようだ。

 先日、意を決して口を開いたのが選手会長の赤星だった。「ファンのことを考えているとは思えない。お金儲けばかり考えている村上さんがタイガースのオーナーなんて、ありえない」と言い放った。

 さて、後日談。赤星クンの言うことは正直な意見だ。しかし、“最悪”のケースがチラついて無難に立ち回るのが大人の世界とも言える。球団に「はっきり気持ちを話して大丈夫ですか?」と断って報道陣に対しただけに悔いこそないものの、やはり相当の覚悟があったようで…。「そりゃ、デメリットはすごく多いですよねぇ。村上オーナーになったら、僕はすぐにクビでしょう、間違いなく…」。苦笑いしながらも、目の奥はマジだった。グラウンド外で選手に進退まで? 覚悟させている今回の問題。やっぱり罪深いですよ、村上さん。

May 22, 2006 05:34 PM | トラックバック (8)

2006年05月15日

新庄へ贈る“いとしの襟ー”:町田達彦

 沈静化しそうな話題を、注目対戦を前に蒸し返してみる。賛否両論の日本ハム新庄、襟(えり)問題。アンダーシャツごときで球界を騒然とさせたのは新庄の持つ華のなせるわざだ。並みの選手が着ていたのでは、黙殺だろう。

 WBCでイチローがストッキングをむき出したクラシカル・スタイル。金本が右手薬指をねん挫した後の、切り取り打撃手袋。異端のファッションを、非難する者はいなかった。どちらも一生懸命さの表れだからか。だとすれば新庄の襟、エンターテイナーとして一生懸命さの一環と受け止めてみるのはどうか。その前にやるべきことがあるだろという話もあるが、それは価値観の差だ。

 暗黒とも言われた90年代のトラで、若き新庄は確かに輝いていた。わたしはペーペー記者で、破天荒なスターに振り回されていた。懐かしい日々。去り行く君に、1曲、贈りたい。サザンオールスターズで「いとしのエリー」。

May 15, 2006 10:00 AM | トラックバック (6)

2006年05月08日

今岡もブレーブスに親近感?:酒井俊作

 シーソーゲームの日々が続く。「阪神電鉄株問題」と「タイガースのペナントレース」が両端に乗って、行ったり来たり…。取材もグラウンドにとどまらず、方々を駆け回る毎日だ。ゴールデンウイークのとある昼下がり。爽やかな青空のもと、甲子園の芝生の上でストレッチをする今岡さんの話を聞いていた。

 「1週間、休みがあったら何するかなあ。温泉はこの季節、熱いでしょ…。休日や、子供の頃の楽しみは野球観戦だったなあ。西宮球場のスタンドに座って、カップラーメンを食べるのが至福のひとときやった」

 地元は兵庫・宝塚市。学校が終わると、放課後に沿線の阪急電車でブラリ。甲子園よりも馴染みのあるスタジアムだったという。阪急ブレーブスが我が世の春を謳歌していた時代…。不意に思い出しました。僕が子供の頃、初めて握手してもらったプロ野球選手がブーマーだったりして。梅田・阪急百貨店前にも山田、石嶺、福本…ら名選手の巨大パネルが飾られていたのを鮮明に覚えている。阪神ファンだったけれど、なぜかブレーブスにも親近感が沸いたものです。

 先日、西宮北口で飲んでいたら、知人が言う。「スタジアムの跡は阪急百貨店になるらしいな。映画館も入るらしいわ」。あの頃とは隔世の感。そして、阪神と阪急の合併問題もどこか現実味がなくて。時の流れを感じた大型連休でした。

May 8, 2006 10:04 PM | トラックバック (8)

2006年05月01日

封印解けた強気な「球児節」:浜田 司

 5月といえば…。ゴールデンウイーク? 鯉のぼり? 五月病? 発想が貧困なので、これ以上出てこない。世間は9連休だ、海外旅行だと騒いでいるのに、当方は貧乏ひまなし。頭の回転も悪くなる一方だ。

 阪神藤川は5月を「楽しむ」という。ちなみに4月をひと言で言うと「疲れた」。熱心な球児ファンなら気づいているかもしれない。WBC帰りで、休みなくチームに合流した3、4月は昨年に比べて口数が少なくなっていた。

 理由は、こうだ。「日々の結果に一喜一憂したくなかったんで。1カ月は、あまりコメントしないでおこうと決めていたんです。あまりいい状態でシーズンに入れなかったんでね。5月はしゃべりますよ」。封印は、今日5月1日をもって解かれる。昨年並みの剛球も取り戻した。もう遠慮はいらない。景気のいい、強気な「球児節」をドンドンお届けできそうだ。

May 1, 2006 03:09 PM | トラックバック (4)