2006年03月27日
久保投手コーチの“ボヤキ”:吉富康雄
「打者に有利に有利になっていくワケだからね…。まあ、ルールだから仕方ないけど」。いつも前向きな阪神久保投手コーチの珍しい“ボヤキ”を聞いて、投手の苦労が思いやられた。と、いうのは投手の2段モーション問題。今季から一連の動作で投げるよう義務づけられることになったのだが、影響は予想以上であることを実感している。
久保コーチが思わず漏らしたのは26日の横浜とのオープン戦(大阪ドーム)後。この試合で2回3失点と痛打を浴びた藤川についてコメントを求められた時だった。(ジェフ)ウィリアムス、久保田とともにリリーフ3本柱『JFK』を結成、昨年のリーグ制覇に貢献した藤川。しかし上げた左足の“タメ”がなくなった今季はやはり苦労している。
そう言えば阪神の主力打者もこう話していた。「飛ばないボールうんぬんが言われるけど文句なしに大きいのは2段モーションがなくなること。これほど楽なことはない」。タイミングを合わせやすい分、せめてストライクゾーンを広く取ればいいが、そうはならないところが厄介だ。条件は他球団も同じとはいえ、投手の不遇を考えると同情してしまう。
March 27, 2006 09:16 PM
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