虎番ブログ

2006年01月30日

オク様が来日「マジョにも衣装」:町田達彦

 空港での取材は嫌いだ。特に関空。見渡せば海外への脱出組か帰国した一般客ばかり。人間ができている方だと自負しているが「どいつもこいつも浮かれやがって、ナロー」というやっかみを抑えきれない。

 と、ごく個人的にふてくされていたら、待ち人はわが身よりもパリッとして現れた。新外国人オクスプリングの来日だ。超エリート・ビジネスマンを思わせるスーツ姿。その世界に縁遠いせいか、例えで思い浮かんだのはできるサラリーマンを描いた漫画の「島耕作」だけだった。陳腐。

 出国を待つ間に妄想していた。「オク様」と呼ばれるだけに魔女スタイルで箒にまたがって来ないかね。あまりの馬鹿馬鹿しさと現実のギャップが激しかった。考えてみれば、オク様にしてみれば異国で働くスタートの日。やはり身だしなみは大切だ。これをわれわれは「マジョにも衣装」と言います。

January 30, 2006 05:34 PM | トラックバック (5)

2006年01月23日

母校で感じた矢野の“思いやり”:片山善弘

 先日、矢野の母校桜宮高での自主トレを取材した。「オレの相手をしてくれ!」。「いいぞ、ナイスボール!」。そんな後輩への当然の声掛けを矢野はためらっていた。必死に優しい目と笑顔だけで、自分の年齢の半分ほどの後輩の緊張を解きほぐそうとしていた。

 依然残るプロアマの壁。緩和された規定では、実際のところ前述のような問い掛けはノープロブレム。「指導」じゃなければおとがめはない(らしい)。でも「どこまで言っていいのか判らんかったから」と、余計な誤解を避けようとする矢野の“思いやり”は痛いほど伝わった。

 それにしても矢野とキャッチボールした少年、嬉しそうだったなあ。柳川事件からの根深い問題だけに、どこかで線引きが必要なのは解るよ。でもなあ、あの少年のキラッキラした目を見てたら「ええ素質や!」程度の励ましぐらい、自由に言わしたって~や、って思っちゃったなぁ。

January 23, 2006 09:24 PM | トラックバック (0)

2006年01月16日

始動できない…ダイエット:浜田 司

 12球団、自主トレ花盛り。連覇を目指す虎ナインも各地で汗を流している。定位置を狙う顔、1軍入りに必死な顔…。それでもシーズン中に比べると、どこかほのぼのとしている。

 若手が集う鳴尾浜で、猿木チーフトレーナーとの雑談に花が咲いた。「いろいろあったなあ。昔、掛布がスキーやっとったのを思い出すわ。新聞の写真は温泉に入ってるのが大きくて、そのために行ったんかと笑ったもんや」。

 珍自主トレなら、精神修行に勝るものはない。燃え盛る炎と向かい合う金本の「護摩行」しかり、太陽が昔やった「滝修行」しかり。四国独立リーグの石毛氏は、現役時代にロクロを回していた。オフ限定の野球選手らしくない姿が、妙に興味をそそる。

 記者も「ヤセなさい」とだけ書かれた年賀状を手に、ダイエット自主トレを思い立った。アニキみたいに、自分を精神的に追い込んでみようかと本気で思った! けど…。新年16日目になっても「始動」できずにいる。

January 16, 2006 09:15 PM | トラックバック (1)

2006年01月09日

06年“大人の魅力”で迫る!:吉富康雄

 新年明けましておめでとうございます。岡田阪神が連覇、日本一を目指す2006年。我が日刊スポーツトラ番もリフレッシュした布陣で臨みます。とは言っても平均年齢はグッとアップ。37歳の松井キャップ、28歳の柏原記者が抜け、10年ぶりの阪神担当となる37歳吉富、編集局整理セクションから34歳片山記者が加わりました。私、吉富を筆頭に5人中、4人までが“30オーバー”と機動力に若干課題がありそうなメンバーです。

 「同い年ですか。ウチは金本、下柳といい同級生がいるしね。いい意味で年のことを刺激にしていかんと」と話していたのは8日に甲子園で自主トレを開始した“オトコマエ”矢野。私も68年生まれの同級生ながら、徹マン明けのみすぼらしい顔でのあいさつをお恥ずかしく思った次第…。そういえば、岡田監督や、今年から本紙評論家となった木戸前2軍監督も「今の選手は大人や」と言ってたっけ。気を引き締めて日刊トラ番も“大人の集団”を目指さんと。みなさん、見捨てずお付き合いください。

January 9, 2006 07:10 PM | トラックバック (3)