2005年12月21日
常夏のハワイ~激寒の新潟取材:酒井俊作
湯上がりに突然冷や水をぶっかけられたような、とてつもない肌寒さだった。「湯冷めしそうな感覚」などというぬるさではない。常夏のハワイ優勝旅行取材から帰国し、まだ4日。この日は新潟へ。今岡さんが中越地震の被災地を訪れたため、同行取材した。「去年に来たときは雪降ってなかった。寒いなあ」とは、打点王。まったく同感だ。
折りしも日本列島は大寒波のド真ん中。積雪は50センチを超えている。軒先に連なるツララ…。初めて訪れた豪雪地帯で冬の厳しさを垣間見た。取材を終えて、タクシーを待つ間、地元の関係者と話をする機会があった。「体育館も屋根が抜けて…。まだ仮設に入っている人もいます」。思いもしなかった。地震から1年2カ月。今もなお、8000人以上の人たちが仮設住宅で暮らしている。国からも十分な支援が行き渡っていないともいう。
「めったに野球選手が来ることはないからねえ」とは同関係者。だからこそ、今岡さんの来訪は、なおさら中学生の気持ちを温めたに違いない。白状すると、この1年、中越地方の暮らしに思いを馳せたことがなかった。取材のなかで「風化」の意味を考えさせられた1日だった。
December 21, 2005 11:25 AM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/3021
このリストは、次のエントリーを参照しています: 常夏のハワイ~激寒の新潟取材:
» 今岡がサンタクロース♪ from B-News(by S-I)
さすが、前会長! 引用:新潟に「今岡サンタ」がやってきた! 阪神今岡誠内野手(31)が20日、新潟中越地震の被災地である長岡市内の越路体育館を訪問した。選手会... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年12月21日 19:16
