虎番ブログ

2005年08月27日

広島「赤ゴジラ」に往時の面影チラリ!:柏原 誠

 白球がつなぐ縁です。先日、広島市民球場で「赤ゴジラ」こと嶋と初めて話す機会に恵まれました。僕のシニアリーグ(中学硬式)の先輩が彼と東北高の同級生で、ともに甲子園で暴れた間柄。あいさつして事情を話すと、練習の足を止め、帽子を取って、10年以上前の話を懐かしそうに振り返ってくれました。

 「高校の時のことはよく覚えています。アイツは守備がうまかったなあ」。一方の嶋は本格派投手としてプロ入り。その後の苦節9年…は昨年の大活躍を機に広く紹介されましたが、そんな人物だけに「過去」を語るさまには優しさと深みを感じました。

 彼がいる上福岡シニアと対戦したことがあります。東京・荒川の河川敷。センターを守っていた僕のグラブのわずか先、小石を跳ね飛ばして右中間に抜ける打球の速さは忘れません。「あの頃の自分はかなりヘボでしたけどね。そっちは今、阪神の記者なんだから面白いもんだよね」。その夜、記者席から見た背番号55に当時の面影がチラリ。右翼席へと描かれた20号の弾道に、心の中で拍手を送ってしまいました。

August 27, 2005 06:39 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/1587