2008年02月25日
ソフトBベテランはペース配分がうまい:進 尚幸
24日、巨人とのオープン戦を終えて、ホークスの春季キャンプの全日程が終わった。
ここ数年、キャンプ取材していると、気づくというか見えてくる事がある。シーズン中より近くで取材して、さらに望遠レンズを通して見ているし…。打撃、投球以外の、いわゆる基礎体力の強化を含んだ練習量が多いキャンプのメニュー。簡単に言えばしんどい練習が多いんやね。だから選手の表情や性格も出やすい。
外見より真面目だったり、その逆だったり。しんどい練習やけん、上手く誤魔化してる選手もいる。ベテランと呼ばれる選手に多いんやけど、そのあたりはやっぱベテランであっていいと思う。若手と同じメニューじゃたまらんもんね。しかし誤魔化してても、その動きが実にお手本のようだったりするからおもしろい。練習内容をきちんと理解しているのが分かる。
だけどコレに流されちゃう選手もいるんだよねぇ。おそらく本人は、同じようにやっていると思ってるんでしょう。100パーセントとは言わないが、そういった選手はほとんどが消えていく。悲しいけど。紙一重の差よね、プロになる才能は同じだから、そこからの問題なんだな。それで均衡が取れてるって言えばそうなんだろうけどさ。
厳しい実力の世界、その実力はハッキリと数字が打ち出される。さて、今キャンプの成果はいかに。オープン戦が始まるじぇ~
February 25, 2008 02:19 PM 投稿者:進 尚幸 | トラックバック (1)
2008年02月19日
目つきがいい、もう1人の「ドラ1」:石田泰隆
2月1日に始まったソフトバンクの宮崎春季キャンプも、いよいよ20日から最終クールに突入する。23日には早くもオープン戦が開幕(対広島、都城)し、3月20日の08年シーズン開幕へ向けた最後の実戦調整に突入する。主砲松中の完全復活へ向けた“助走”、新人大場の開幕ローテーション入りをかけた争いなど、見所はたくさんありそうだ。
さて、脚光を浴びる1軍選手のすぐ隣のグラウンドでも、近い将来、「鷹のエース」と呼ばれているに違いない男もプロのスタートを切った。B組(2軍)スタートとなった高校生ドラフト1巡指名、岩崎翔投手(18=市船橋)だ。この男、とにかく「目つき」がいい。それが岩崎に対する第一印象だ。何か1つのことを最後までやり遂げる、自分の考えは簡単に曲げない、芯(しん)の強そうな男という印象を抱く。
同じ思いを杉本投手コーチも抱いていた。キャンプ第4クール初日の14日。今キャンプ初めて2軍ブルペンを視察した杉本コーチは、たまたま岩崎の投球練習に“遭遇”した。初めて見る「金の卵」の投球に「上と下のバランスがまだバラつくところはあるけど、素質は素晴らしい。いいものを持っている。それにあの目つきがいいね。根性ありそうな目をしている。マウンドでの雰囲気もいい。いろんな意味で楽しみな存在だよ」と絶賛した。
同じ高卒ルーキーでは、日本ハム中田、ヤクルト佐藤由などが、連日、新聞やテレビなどの報道で世間をにぎわせている。その声はいやが応でも、岩崎の耳にも届く。「そりゃ当然、彼らの活躍は気になります。でも、自分は背伸びをしたくない。とにかく1歩1歩、今は地道に力を付け、彼らと同じ土俵に早く上がれるように頑張るだけです」。背伸びをしたくないというあたりに、同い年選手に対するライバル心が顔をのぞかせた気がした。
好きな言葉は「感謝」。高校時代の恩師に授かった言葉で、今でもグラブに刺しゅうするほどだ。「今の自分があるのも周りの方の支えがあったおかげ。その方々に恩返しする意味でも、プロでは太く、長く、投げ抜きたい。だから今、しっかりとした下地を築かないとダメなんです」。岩崎翔。鷹のエース候補は、しっかりと自分の将来ビジョンを思い描ける、クレバーな18歳だ。
February 19, 2008 10:24 PM 投稿者:石田泰隆 | トラックバック (0)
2008年02月13日
テーマは「お母さんと孫」:押谷謙爾
春季キャンプのテーマの1つは「お母さんと孫」だという。杏林予防医学研究所所長の山田博士がソフトバンクの宿舎で栄養講座を開いた。その中で好ましい、好ましくない食事例が簡単な言葉で示された。
いい例としては
ま…豆類
ご…ごま
わ…わかめ
や…野菜
さ…魚
し…しいたけ
い…いも
反対に好ましくない例として
お…オムレツ
か…カレーライス
あさん…サンドイッチ
や…やきそば
す…スパゲティ
め…めん、ラーメン
普段よく食べるものがNGだったり、選手たちは驚きの連続だったという。「これじゃ、食べるものがなくなってしまう」と漏らす人もいたが、狙いは意識改革。食事環境まで配慮し、プロ選手の資本である体をいかにトップフォームに近づけるか。講義の知識をどう咀嚼(そしゃく)し、吸収するかは自分次第。球団は特別な無理強いはしていないが、バイキング形式の食事ではメニューごとに栄養素や効果を記した説明書が添えられ、意識付けは行っている。
山田博士は「外側の筋肉をトレーニングで鍛えるのも大事だし、体をつくる食事も大事です。内側から力を発揮できる状態をつくるわけです。欧州のスポーツ界では食事に対する取り組みが数段進んでいますよ」と話した。今回のキャンプでは日本陸連強化委員長の高野進氏に指導を受け、走力アップに取り組む。山田氏が「内側」なら、こちらは「外側」。内外からの新しい試みは、V奪回にかける王監督の思いが詰まっている。
健康診断で中性脂肪の数値が高かった上に、宮崎のナイトライフを満喫する僕にはそろそろ「優しい孫」が必要かも。
February 13, 2008 10:17 AM 投稿者:押谷謙爾 | トラックバック (0)
2008年02月07日
斉藤の笑顔に安心した:中村泰三
異国の地で“キャンプイン”した2人は、元気だという。米アリゾナでリハビリを続ける小久保と斉藤が、プロ野球人生で初めて、2月1日を海外で迎えた。現地で取材にあたった四竈衛記者によると、2人のリハビリは順調に進み、明るく、元気にインタビューに応じたという。
気がかりだったのは、斉藤の様子だった。1月23日の再渡米の際、テレビのインタビューでファンへのメッセージを求められると、瞳がうるんでいた。「最悪の場合も覚悟してますよ。でも、手術をしないと去年以上にならないわけですから。悩みましたけど、道は1つ。しっかり治してきますよ」。そう言い残して手を左手を振る姿は、どことなく寂しげだった。
斉藤は98年にも右肩の手術を受けた。自身のブログには野球人生で一番つらかったことに「右肩の手術後のリハビリ」と明記している。「あのときとは状況も立場も違うけどね。でも、僕は運がいいんですよ。運一本でここまできた。今回も小久保さんが一緒ですから。普通ありえへんよ、2月1日にアメリカでリハビリして、しかも小久保さんが一緒なんて」。
前回の手術の際、小久保も同じ福岡県内の病院で右肩の手術を受け、入院中だった。その小久保のリハビリに取り組む姿勢に胸を打たれ、斉藤は野球に対する態度を根本から改めた。そして、エースに上り詰めた。「これほど心強いことはない。1人やないからね」。3日付の日刊スポーツに掲載された2人の写真を見て、安心した。
February 7, 2008 03:56 PM 投稿者:中村泰三 | トラックバック (0)
