2007年04月30日
勝負師のこだわりは…:押谷謙爾
遠征ざんまいだったホークスの4月が終わった。報道陣も各地を転々。仙台のチーム宿泊となってるホテルにおじゃました際、球場まで選手を送り迎えするバスについて面白い話を聞いた。
玄関でナインを乗せて出発するときのことだ。駐車場を横切るチームバスがスムーズに走行できるよう、ホテルのスタッフが事前に一般の利用客に協力してもらうのだ。バスが立ち往生したり、わざわざバスの向きを変えることのないよう注意を払う。当たり前かもしれないが、かつてある球団が出発する際、駐車車両を避けるためバスをバックさせたところ、監督が「勝負の世界で後ろに進むやつがあるか!」と激怒したという。確かに後退してる場合ではない。
ホークスでも王監督は試合に負けた翌日、球場入りの道順を変えたことがあった。勝負師たちのこだわりはプレーボールのずっと前から始まっているのだった。ただ仙台での楽天3連戦は3連敗だったが…。
熊本での主催試合があった関係で、ナインは3月30日から約1カ月でホテルに20泊した。シーズン序盤で体への負担もあったろう。それでも2度の3連敗を乗り越え、月末にはきっちりと首位返り咲き。「あのバス」とは違って少しずつ前進している。5月は本拠地で16試合。地元でどっしり構えた戦いが期待できそうだ。【押谷謙爾】
April 30, 2007 11:46 PM 投稿者:押谷謙爾 | トラックバック (0)
2007年04月23日
江川が2軍降格の夜に言われた言葉:中村泰三
プロ3年目で初の開幕1軍をつかんだ江川智明外野手(20)が、18日に出場選手登録を抹消された。17日の楽天戦後、首脳陣に2軍降格を通達された。13日のオリックス戦では8番左翼でスタメン出場し、プロ初アーチを含む4打点の活躍を見せていた。「かわいそうに」と同情する選手もいた。江川に代わって昇格したのはアダムだった。レギュラーの柴原が調子を落としたため、右投手の場合は柴原、左投手の場合はアダムをスタメンで起用する方針になったという。経験と実戦の両方を兼ねていた江川は、降格対象の一番手に上がった。
ただ、秋山総合コーチは違った。「お前があそこで打っていればな」。江川は14日のオリックス戦も8番左翼でスタメン出場したが、2打数無安打。「1本打ったから終わりじゃない。これはシーズンなんだ。何でもいいから結果を出していかなきゃ。お前の立場ならな」。降格を通達された夜、秋山コーチは食事の席で江川にそう諭したという。そして土産も持たせた。「しっかり体を鍛えてこい。小久保にしろ松中にしろ城島にしろ、みんな1度は筋トレで体を大きくした。おれも鍛えた。お前も1軍で通用する体をつくって来い」。江川は「自分の力が足りないことは分かりました。秋山さんの言葉を忘れません」とその言葉を胸に刻み、杜(もり)の都を後にした。
April 23, 2007 09:10 PM 投稿者:中村泰三 | トラックバック (0)
2007年04月16日
ローズ復カツサンド:梅根麻紀
幕張ファイアー!!。ロッテに移籍したフリオ・ズレータの新しいパフォーマンス、爆笑させてもらった。なんでも千葉マリンスタジアムは花火っていうイメージがあるかららしい。福岡ヤフードームでホームランがでたらぜひ「メンタイコ~、博多ぶらぶら~」とかランダムでつけてほしい。ホークスファンも喜ぶぜきっと(笑い)。
いきなりこんな話で始まったが関係ないことを書くよ。
いろんな球場に行くといろんなお弁当がある。ヤフーならドーム弁当。もちろんドームのカタチをしている。札幌ドームならファイターズ弁当。日本ハム製品盛りだくさんだ。ま、こんなふうにいろいろ各球場にある。
15日、スカイマークスタジアムに行った。なんでか分からないが、異常に腹が減って気分が悪かった。開門しないと球場のショップが開かないのでイライラしていた。開門した。速攻で「ごはん」を探しに行った。
スカイマークではよくうどんを食べる。トッピングもできるし早いし球場値段にしては妥当、野球オジサンらと一緒に食べたりする。カレーうどんを食べました。おいしかった。でも、なんだかもの足りんかったとよ。
軽く食べられるモンと思ってグルグル球場を歩きよったけどなんかピッタリくるもんがない。そしたら「ローズ復カツサンド」が目に入った。ローズの「ズ」の濁点が微妙に小さい。「ロースカツサンド」ってことなんだろうな(笑い)。
購入。
700円。
本当にパンにちょっとしたカツがはさんであるだけ。うまいとかまずいとかじゃなくってなんだかなって感じ。
球場のお弁当は基本的にちょっと高め。それは仕方ないけどなんか悔しい。しかもソレは買わないと中身が分からない。結局カレーうどん+ソレで1200円。悔しい。
みんなも球場行ってお弁当買って悔しいことない??高いって分かってるけど値段と内容と雰囲気がバランス良かったら少々高くてもって思うよね??
くいしんぼう日記になってしまったが、なんか悔しかった出来事であった。
「ぜいたく言ってごめんなさい」な日記であった。
April 16, 2007 10:23 PM 投稿者:梅根麻紀 | トラックバック (0)
2007年04月09日
レンズから見る斉藤和とダルビッシュの違い:進 尚幸
福岡はすっぽりと春に包まれてます。満開の桜もきれいですが、散りゆく桜吹雪は、またそれでなんとも。3週間前にやってしまったギックリ腰は暖かい日が続くおかげで、徐々に回復。早く万全の体調で仕事したいもんです。カメラマンにとっては足腰が命ですからね。
体調ではないんでしょうけど、調子があまり良くない選手がいます、斉藤和投手。7日の日本ハム戦で今季初黒星。杉本コーチのコメントでは「直球が思うように投げられず、本人が一番歯がゆいはず」とありました。直球に威力がない、いわゆる球威がないってことですか。ダルビッシュ選手と投げ合った7日の日本ハム戦、センターのカメラマン席から写真を撮ったんですが、確かに言われてみれば、と思うような写真がありました。
センターからは打者の写真を中心に撮影します。バットにボールが当る瞬間の写真を狙うんですが、何を見てシャッターを押すかと言うとボールを見てシャッター押す。投手の投げた球が、ホームベースに最も近付いたと思われる瞬間に。実際ではなくて、感覚的にね。
デジタルカメラだから、撮影したコマは1球1球その場で確認出来る。この試合で顕著に現れたのは、斉藤和投手の時は、ばっちりタイミングが合うんだけど、ダルビッシュ投手の時は球が大きく離れる。同じ感覚でシャッターを押してるつもりなのに、遅れてるって事です。1000分の何秒かの世界で。
僕のシャッターを押すタイミングが遅れてる、いや違うんだと思う。これがいわゆる球威の違いなんよ、たぶん。ダルビッシュ投手の球は打者の手元で伸びてるんやね。撮影する側からすれば、自分が遅れてるように感じるけど1000分の何秒かの差、写真に現れる差。そう、スピードガンには現れない差。この差を取り戻せば、いつもの斉藤和投手になるんやないかな。今年は144試合、まだ始まったばかりで先は長いよ。
April 9, 2007 03:25 PM 投稿者:進 尚幸 | トラックバック (5)
2007年04月02日
意外?に温かいホークスファン:石田泰隆
予想通りというか、順調な開幕スタートダッシュを決めた王ホークス。ここまで8試合を終え6勝2敗と、早くも単独首位を快走中だ。盤石の「先発4本柱」に加え、多村、松中、小久保のクリーンアップを軸にした破壊力抜群の好調打線は、優勝はもちろんのこと、今季はいったい何勝するの? と思わせるほど、戦力は充実している。
今季初の遠征先となった千葉での3連戦。結果は2勝1敗と勝ち越して終わったが、この千葉へはある期待を胸に乗り込んだ。そう、相手の4番を打つズレータとの“対戦”だ。といっても、ホークス投手陣対ズレータの対戦ではなく、初めてホークスファンの前で、相手ユニホームを着てプレーするズレータに対するファンの反応だ。
ズレータは昨季まで4年間ホークスに在籍し、通算122本塁打を放ったホークス史上最強といってもいい外国人助っ人だった。だが、ここ数年はオフの契約面で球団と衝突することも多く、ついに条件が折り合わずに今季ロッテへ移籍してしまった。お立ち台に上がれば博多弁で「フクオカ、サイコウバイ」と叫び、多くのファンに愛された。また、試合中のベンチでは投手の配球を手帳につけるなど、勉強熱心なところはあったが、正直、ここ1、2年は自分の我がままを優先することも多く、チームメートからも冷ややかな目で見られることも少なくなかった。
そんな内情は知らないにせよ、自身の判断でチームを去ったズレータに対し、ファンがどう出迎えるか非常に興味を持っていた。そして迎えた第1打席。刀を抜くような仕草で打席に立ったズレータに対し、ホークスファンで埋まる左翼席からはブーイングが起きた。だがそれは、自分が期待していた程のものではなく、ほんのわずかなものだった。敵地ということもあり、遠慮したに違いない。
次回対戦は10日からの3連戦。場所は本拠地・福岡ヤフードーム(2戦目は北九州)だ。ここでファンがどのようにズレータを出迎えるのか、今から楽しみで仕方がない。
April 2, 2007 06:29 PM 投稿者:石田泰隆 | トラックバック (11)
