2005年06月30日
秋山2軍監督の足もとに注目:進 尚幸
先日、ソフトバンク2軍の練習を見に行って来た。取材は秋山2軍監督のインタビュー表情を主に撮影するのだが、いろいろと撮ってるうちに、ある事に気が付いた。足元、靴である。
右足の先端にP皮が付いてる。いや、P皮のついたシューズを履いている。(ちなみに、P皮とは投手の軸足のつま先を補強する為のものです)「いつも?」「何で?」って感じで一瞬、不思議に思ったものの、チョッと考えたらネ。秋山2軍監督は、P皮が必要なぐらい打撃投手に登板してるってこと。主に特打で登板するんですが、時間にして約20分、球数は120球ぐらいだそうです。長いときは30分で150球もあるとか。多かれ少なかれ、それが毎日。
公式戦の先発投手は、100球が大方のメドでしょ。完投する投手は、平均で130球ぐらい投げますよね。それを考えたら、どんなに大変な事か。本職の打撃投手が、試合前に投げるのと、ほぼ同じだそうです。監督やって、打撃投手やって、時にはグラウンド整備もやって。大変だ2軍の監督は。
しかし、P皮の付いたシューズを履いている2軍監督って他球団にいるんだろうか。いそうにないなぁ。練習を見に行く機会があったら、選手だけでなく打撃投手の秋山2軍監督にも声援を送って下さいネ。登板は日暮れ前だと思いますが…だって午前10時から始まった練習、1部終了が午後2時。ここまで選手はまだ、バット握ってませんから。
【ソフトバンク担当カメラマン・進尚幸】
(写真=普段からP皮付きのシューズを履く秋山2軍監督)
June 30, 2005 07:07 PM 投稿者:進 尚幸 | トラックバック (5)
2005年06月23日
山崎の10日間:石田泰隆
山崎勝己捕手(22)にとって、実のある10日間だったに違いない。
今月14日、交流戦での登板が回ってこない和田、田之上の登録抹消により、5年目にして初めて1軍昇格を果たした。23日、和田の再登録により登録抹消されるまでの期限付きではあったが、1軍のレベルを身を持って経験した。
山崎 1軍というところは、いるだけで勉強になるところだと感じた。みんなが高い意識を持って野球に取り組んでいる。別に2軍選手の意識が低いと言っているわけではないが、1つ1つのプレーが丁寧だし、自分のやるべき仕事を理解している。そういう選手の集団なんだと感じた。
ソフトバンクには城島健司という〝日本一の捕手〟が存在する。1軍で捕手として試合に出場するには、あたり前のことだが城島を超えなければならない。その大きな壁を乗り越えるには、並大抵のことではない。後ろ向きな性格? の筆者なら、捕手からの転向も考えるだろうが、山崎は違う。
山崎 自分は捕手としてプロ野球選手になったわけだから。捕手以外だったら自分の価値はないと思う。捕手以外に考えられない。城島さんの存在は大きいけど、それをプラスに取らないと。ほかの(チームの)人が目にできないところを勉強できますからね。プラスですよ。
平然と言ってのけた。1軍にいた10日間。山崎が一番身に付けたこととは?
山崎 それはテレビでは見られなかった「捕手・城島さん」の姿ですよ。年上、年下にかかわらず、どんどん投手に注文をつけるところを見られたことです。ベンチでは常に先(の展開)を考え手帳を見返したりもしていた。数えるときりがない。本当に勉強になりました。
この日、仙台から空路福岡へ移動し、福岡ドームへ荷物整理に訪れた。球場を出る際には「絶対にまた戻ってきます。今度は自分の力でね。やっぱり野球選手は1軍で試合に出てなんぼというのことを思い知らせれましたから。この経験を生かします」と力強く誓った。10日間。短いようにも感じるが、山崎にとっては長くて充実した10日間だったに違いない。
【ソフトバンク担当・石田泰隆】
June 23, 2005 08:46 PM 投稿者:石田泰隆 | トラックバック (1)
2005年06月07日
自然を感じながら、がいい:石田泰隆
最近、つくづく思うことがあります。それは「やっぱり野球は太陽の下で行うスポーツだ」ということ。これは自分だけでなく、そう思っている選手も多いみたいです。
交流戦が始まってセ・リーグの球場に行く機会が増えました(当然ですが)。パ・リーグは6球団中4球団がドーム球場を本拠地として利用していますが、セ・リーグはその逆の4球団が屋外で試合を行います。
どうして屋外でやるのがいいのか考えてみたのですが、やっぱり一番感じるのは「解放感」。これに尽きると思います。青い空に緑の芝生。自然の風を感じながら野球観戦なんて最高じゃないですか。ときには、強風によって試合の行方を左右される。雨の中で投手がミスをしないように、1球1球を大事に投げる。その失投を打者が見逃さずに打つ。これこそが本来、野球のあるべき姿かなと思ったりするんですよね。
アメリカで野球経験のある竹岡投手に、日米の野球の違いについて聞いてみたらこう返ってきました。
竹岡投手 向こうはほとんどが屋外球場。プレーする方も、観戦する方も、自然を感じながら野球に没頭できる環境が整っている。やっぱり気持ちが良いもんね。だから屋外球場で試合があるときは、球場に足を踏み入れる前から気持ちが高ぶってる。あのきれいな芝生に寝転んだら、そのまま眠ってしまいそうになる心地よさ。神経を集中できる。体が野球をやりたがってるというのを感じるもんね。
なるほど。やっぱり選手も屋外で野球をやるときと、室内で野球をやるときは気持ちの入り方も違うのかと思いました。さまざまな意見があるようです。興行的な問題などもあり、一概に屋外球場が絶対だとは言えないかもしれませんが、やっぱり、「野球は太陽の下で行うスポーツ」。これに尽きますよね。みなさんはどう思われますか?
【ソフトバンク担当=石田泰隆】
June 7, 2005 03:20 PM 投稿者:石田泰隆 | トラックバック (3)
